『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで知られる俳優オーランド・ブルームが、カリフォルニア州南部モンテシトにて愛犬“マイティくん”が行方不明になったことを明かしたのは、今月15日のこと。マイティくんにはマイクロチップが埋め込まれ、首輪には電話番号が記されていること、発見者には謝礼金を支払うことなどを綴ったオーランドは、
「お願いです、どうか本物の情報だけを送ってください。僕の心はもう壊れてしまっています。だからこれ以上追い討ちをかけないで。」
と訴えていた。
残念ながら以降も有力な情報は届いていないようで、マイティくんは米時間20日現在も行方不明のままだ。19日にはオーランドが再びInstagramでマイティくんの写真を複数公開、愛犬への溢れる思いを綴り無事を祈るとともに「愛する存在との時間を大切に」として次のように呼びかけた。
「僕はこれまでの人生で、自分がここまでボロボロに打ちひしがれた記憶はありません。僕のちっちゃな相棒が迷子になって怯えている。僕は彼を守ってあげることもできない。そんな思いに苛まれながら過ごしたこの数日間と眠れぬ夜の過酷さは、悪夢が現実になったのと同じです。」
「僕は自分の無力さを痛感しています…この世界的状況のなかで、愛する人を失ったり、大切な人に会うことが許されない人達もまた、同じように感じているのかもしれません。」
オーランドはこうして、パンデミックの影響で辛い思いを抱えながら過ごしているであろう人達のことを慮りながら、
「どうか愛する人達との時間を大切にしてください。約束された未来などないのですから。愛を恐れたり、愛を失うことを恐れないで。
と綴り、最後はマイティくんと育んだ特別な関係に言及、愛情いっぱいにこう締めくくっている。
「マイティと僕が、互いへの献身的な思いやりと愛情で結ばれていることを今、本当の意味で痛感しています。僕は献身的な父親であり、パートナーですが、犬が“人間にとって最良の友”だと言われるには理由があるのです。マイティに会いたいです。僕のちっちゃくて無敵な相棒が家族の元へ帰れるよう、どうか無事を祈っていてください。」
オーランドのこの悲痛な投稿には、婚約者ケイティ・ペリーをはじめ、グウィネス・パルトロウ、ジャスティン・セローらからも無事を祈る声が届いている。マイティくんが一日も早く無事オーランドの元へ戻ってくることを願ってやまない。
画像は『Orlando Bloom 2020年7月19日付Instagram「I don’t recall a time in my life where I’ve been so broken wide open.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)