
アデルは現地時間15日、感銘を受けたというグレノン・ドイル著の回想録『Untamed: Stop pleasing, start living』をInstagramで紹介した。同著はベストセラーになったグレノンさんの回想録『Carry On Warrior』『Love Warrior』2作に続いて、今年3月に出版されたものだ。自身の結婚生活の破綻から、現在のパートナーである元米女子サッカー代表アビー・ワンバック(40)との出会い、自分自身に対する周囲からの期待を手放す決断などが綴られている。
この本でグレノンさんは、11歳の頃に過食症の治療を受けており、女の子が可愛くて優しいという古い価値観は捨てるべきだと伝えている。26歳で第1子を妊娠した際にはアルコールを過剰に摂取しており、自分が母親になる姿は考えられなかったそうだ。しかし今は親であることに満足しており、娘2人と息子1人には性別の規範で制約していないという。
そんなグレノンさんは現在抗うつ剤を服用しており、読者には落ち込んだり嬉しかったりといった自身の感情を書き留めておくことを勧めている。落ち込んだ時に読み返すことで幸せな瞬間にたどり着くことができる上、実際の記録がカウンセリングの際にも役立つそうだ。