今月25日、30年近く連れ添ったフリーライター・村田信之氏との離婚が報じられた立憲民主党副代表の蓮舫氏。24日の「週刊文春」の取材で蓮舫氏は事実であることを認めたが、これまでも蓮舫氏の村田氏に対する態度が度々物議を醸していただけに世間では「そこまでは驚かない」という声も少なくないもよう。
このニュースを聞いた爆笑問題田中裕二も、離婚ではなく蓮舫氏の意外な事実のほうが気になってしまったようだ。

25日深夜に放送されたTBSラジオ『JUNK 爆笑問題カーボーイ』の冒頭で、自宅からリモート出演した田中裕二。妻の山口もえがPCR検査で陽性反応を示したことから自身も自宅待機することになったわけだが、山口の症状は軽く田中自身も「今のところ何ともない」そうで相方・太田光との軽妙なトークは健在だった。

そんな中、話題が蓮舫氏の離婚に及ぶと、田中は「ビックリしたよね、確かに」と一言。しかし驚きの理由は離婚とは別にあり、太田が「齊藤蓮舫な」と言えば、田中は「どういうことなんだよ。蓮舫ってそういうことなの?」と語り、今回の報道で彼女に“齊藤”という名字があることを初めて知ったという。太田も「蓮舫ってそれで全部だと思ってたろ!?」と同調し、“苗字が蓮、名前が舫”と思い込んでいたことを認めていた。

確かに参議院ホームページの議員情報欄には本名で記載されているものの、普段は“蓮舫”という名前で活動している蓮舫氏。爆笑問題の2人のように彼女の名字を知らなかった人も多いのではないだろうか。これは蓮舫氏がかつてタレント活動していた際の名前をそのまま用いていることも影響しているようだが、議員活動においては基本通名が認められるため、芸名のまま活動する議員は多い。千葉県知事の森田健作氏や沖縄県知事の玉城デニー氏、かつて参議院議長や初代国土交通大臣などを務めた扇千景氏(大臣名義の公文書発出・署名などでは規定により本名を使用)などがいる。

一方で、かつて宮崎県知事を務めた東国原英夫氏のようにあえて芸名を使わず議員活動していた例もあり、“タレント議員”といっても様々なケースがあるようだ。

(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)
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