サンミュージック所属のお笑いタレント・ダンディ坂野は、オフィシャルブログを「ゲッツ!1回50円!」と名付けるように「ゲッツ!」のネタでおなじみだ。2017年6月から運用しているTwitterアカウント『ダンディ坂野』のプロフィール欄では「Twitter公式はついておりませんが皆様よろしくお願いします。
(ダンディ坂野他にいるのね)ちなみに本人です」と紹介しているが、ついに動きがあった。

Twitter社が認証したアカウントに付ける公式マークは「認証済みバッジ」と呼ばれ、アカウント名の横に青地に白いチェックが入ったマークが表示される。Twitter公式ヘルプセンターによると「Twitterのブルーの認証済みバッジは、著名人のアカウントなど、世間の関心を集めるアカウントが本物であることを示します」とあり、特に芸能人は偽物のアカウントと思われないためにも欲しいマークである。

ダンディ坂野は9月2日午後2:44に「ひるげっつ。Twitter公式マークつきましたね。ありがとうございます。
本人でゲッツ!」とツイートしており、間違いなくブルーの認証済みバッジが確認できた。

フォロワーからは「ダンディさん、公式マークってどうやったらつくんだろう? みたいなツイートしてから、もう随分たちましたよね 何はともあれ、おめでとうございます」、「ニセモノじゃないです確定 おめげっつ」、「ホントや! ぺこぱの松陰寺太勇もついてたし、芸能人って感じがするね」、「おめでとうございます 付いてなかったのが不思議なくらいでしたからね」などの反響があるなか、「え! 本人だったの!?」といじる声まで見受けられた。

また『ほっぴーさん[公式]★ゆるキャラグランプリ2020』や帝人株式会社の『DAKE JA NAI テイジン』、『CASIO カシオ計算機株式会社』、『【石川テレビ】石川さんLive News it!』、『加賀市観光情報センター【公式】』、『株式会社サザンプラン【公式】』など「認証済みバッジ」がないアカウントからも「公式マークゲッツ、おめでとうございます」とコメントが寄せられており、「いつかは私(我が社)も」という思いだろう。

元プロレスラーの長州力は2019年12月からTwitterアカウントを運用しており、今年の4月22日に青いチェックに気づいた長州が「消せないので消してくれる? 頼みますよ!!」とツイートしたことから「公式マークを消したい人を初めてみた」とフォロワーがざわついたものである。その後、長州は認証バッジの意義を知って素直に受け入れた。

女優でモデルの栗山千明は今年3月23日にTwitterアカウントを開設して、4月24日には「認証バッジを頂きました」とツイートするほどスピード認証だったように、Twitter社から「世間の関心を集めるアカウント」と判断されて本物と認めてもらうには時間差があるようだ。


ちなみにダンディ坂野は、YouTube「ダンディ坂野 だんさかch ダンミュージック音楽出版」チャンネルに7月から「作って歌う」シリーズの動画をアップするなど活動の幅を広げている。Twitterでもその動画を紹介しており、そうした努力によって注目されたことも公式マーク認証にひと役買ったのかもしれない。

画像は『ダンディ坂野 2020年8月16日付Twitter「よるげっつ。本日生放送。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)