10周年というアニバーサリ・イヤーの今年、予定していたドームツアーが全公演中止となった三代目JSB。そんな彼らが満を持して臨んだのが7月7日に配信された無観客ライブ『LIVE×ONLINE』だ。メンバー全員が怪しげな倉庫街にそれぞれ車で乗りつけてスタートするという、度肝を抜いたオープニングでのっけからファンを釘付けに。通常のライブではできないドローンカメラを使った演出やトークコーナーも盛りだくさんで、7人全員が初めて浴衣で登場し、MCの今市隆二が無茶振りをしたり、小林直己がメンバー全員のモノマネをするなどおおいに沸かせた。
このライブを9月18日配信の『秋のアベマLDH祭り放送直前! 全メンバー集結のオールスター前夜祭』(ABEMA)で、それぞれ別の場所からリモート出演した三代目JSBが振り返った。NAOTOは「『オンラインライブでちゃんとお客さんと繋がれるんだな』っていうのを実感できたライブでした」と印象を語ってから、「久々に『やっぱりこの人すごいな』と思った瞬間があって…」とある出来事を切り出した。
当日は七夕の夜でもあったため、トークコーナーの終わりに短冊にひとりずつ願い事を書くことになった。最後に自分の書いた願い事を発表するNAOTOが「『Rat-tat-tat』をみんなで踊りたい」と書いて、次の曲『Rat-tat-tat』につなげる段取りだった。同曲ではZoomで参加した12人のファンもスクリーンに映し出され、全員で踊る演出が用意されていた。ところが「2番目くらいの岩ちゃんが(先に)書いちゃって…」と予想外の展開になったことをNAOTOが暴露。確かに岩田剛典は「皆でラタタ(ハートマーク)」を書いた短冊を先に披露していた。まさかのフライングに、NAOTOのもとにスタッフが駆け寄ってきて「すみません! 岩田さんがラタタ踊りたいって書いちゃいました!」と焦って報告したそうだ。
以前、岩田剛典について小林直己が「とても冷静で頭もいいけど、実は内面に燃えるものを持っている」と語ったことがあるが、このときの岩田はまさにライブで熱くなりすぎて、段取りを忘れてしまったようだ。9月26日にも配信ライブが予定されている三代目JSB。そのライブにつき今市隆二は「10周年ということもあり、今まで三代目がやってきたツアーを感じられるような内容で、そのようにセットリストも組んである。三代目のツアーの歴史を振り返られるようなライブ」と明かし、登坂広臣は「前回とは違うラインナップ。皆さんが口ずさめるような曲もたくさんあるので、一緒に歌って踊ってもらえたらなと思います」と述べている。今度は岩田がフライングしないか気になるが、それよりも他のことを忘れてしまうほど岩田が熱くなるパフォーマンスをぜひ見たいと願うファンが多いのではないか。
画像1枚目は『Takanori Iwata 2020年7月8日付Instagram「#三代目JSOULBROTHERS」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)