米時間24日、『People.com』が歌手デミ・ロヴァートと俳優マックス・エーリックの婚約解消を報じた。2人のInstagramには今もツーショット写真が多数公開されたままだが、同メディアは「2人は別々の道を歩んでいくことを決めた」と関係者の証言を掲載している。


「出会った瞬間から、私はあなたを愛していた。」

歌手デミ・ロヴァートがそのようなロマンチックな言葉を綴り、恋人で俳優のマックス・エーリックとの婚約を発表したのは7月のことだった。マリブのビーチで体を寄せ合ったりキスをするモノクロ写真を公開し、推定価格2億円超とも言われる巨大な婚約指輪を披露していたデミ。幸せの絶頂にいるはずだったが、そのわずか2か月後にあたる今月24日、『People.com』が「デミとマックスが婚約を解消した」と報じた。

現時点では直接本人達からの発表はなく、2人のInstagramには現在もツーショット写真などが多数残ったままだ。デミは破局が報じられた日にもInstagramを更新しており、そこにアップされた写真ではデミの左薬指に指輪が輝いている。しかしデミの姉やボディーガードらがマックスのSNSのフォローを外したことで破局の噂が浮上。
さらには状況を知る関係者が『People.com』に対し、

「辛い決断ではありましたが、デミとマックスは互いのキャリアに集中するため、今後は別々の道を歩んでいくことを決めました。」
「2人は尊敬と愛情の念を持ちながら、共に過ごした時間をこれからも大切にしていくでしょう。」

と話している。

今月はじめに交際6か月を祝福するメッセージをInstagramストーリーに投稿し、その数日後にはラジオ番組で

「付き合い初めてすぐに一緒に隔離生活に入ったの。私は彼に出会ったその夜に、彼を愛していると感じたわ。」

とノロけていたデミ。にもかかわらずこうして破局報道が出てしまった背景には、10日ほど前に騒動になったマックスによる他のセレブらへの過去の“求愛ツイート”の存在が関係しているのかもしれない。マックスはこれまでセレーナ・ゴメスに「今すぐ結婚して」、アリアナ・グランデの投稿に「僕の妻」などとコメントしたほか、マイリー・サイラスモデルのベラ・ハディッドにもラブコールをしたとして、デミのファンから激しいバッシングに遭う羽目に。デミはこれに対し「こんなのはフェイク」「他にもっと大切なことがあるはず」とマックスを庇い気丈に反論していた。
だがこの一連の騒動が、婚約解消に無関係とは考えにくいであろう。

デミは「世界自殺予防デー」だった今月10日に、人気覆面DJマシュメロ(Marshmello)とコラボした新曲『OK Not To Be OK』をリリースしたばかり。摂食障害や双極性障害、薬物やアルコール依存といった様々な困難に直面しつつも、それらを乗り越えついに人生の良き伴侶を得たと思われたデミが、「大丈夫じゃなくても大丈夫」「生きることを諦めないで」「時に落ち込んだり自分を恥じてしまってもいい」と力強く歌う姿は多くのファンを勇気付けたはずだが、婚約解消という急展開になったことでファンはデミのメンタル面を心配しているようだ。

画像は『Demi Lovato 2020年7月22日付Instagram「When I was a little girl, my birth dad always called me his “little partner”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)