お笑いタレントの陣内智則は、2009年3月に最初の妻と離婚している。離婚直後に記者会見を行い「自分の浮気が原因」と認めたが、当時は世間から大変なバッシングを受けイメージが大きく悪化した。
活動を自粛することはなかったが番組改編期になると地上波のレギュラーが次々と消え、動画配信サービスの仕事しか残らなかったという。このような状況で、陣内はどのように這い上がってきたのだろうか。

複数女性との不倫騒動で6月から芸能活動を自粛していた渡部建(アンジャッシュ)が、12月3日に都内で記者会見を行った。その前に11月25日公開のYouTubeチャンネル「児嶋だよ!」で渡部について、仕事復帰する前に「会見せなアカンと思うよ」「ボロボロに叩かれるしかないと思う」との見解を示していた陣内智則。陣内は前妻との離婚が成立した翌日に単独記者会見を開き、総勢100名の報道陣の前で各メディアで報じられてきた女性問題など浮気を認めて謝罪している。それまでは人気タレントとして“陣さま、陣さま”などとチヤホヤされていたのが、離婚後に出演する番組では“サイテーな男”、“世界一の嫌われ者”のような扱いをされることになったという。救いだったのは、記者会見を見た芸人仲間らが共演する番組で上手くイジってくれたことだ。

離婚後に地上波のレギュラー番組がなくなってしまった陣内は、3年ぶりに単独で全国ツアーライブを行ったり、ルミネtheよしもとで吉本新喜劇座長として舞台に立って再起を図る。自身のこのような経験からだろうか、「児嶋だよ!」でも渡部に対して会見後の仕事復帰の場にアンジャッシュのお笑いライブを勧めていた。ただし相方の力を借りるにしても、テレビ番組で芸人仲間にイジられるにしても、渡部にいわゆる“負け芸”(自分の弱みをあえてさらして、笑いを取る)ができるどうかが鍵になるとも語っていた。

12月6日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で渡部の会見が取り上げられ、感想を求められた陣内は「すぐにやってこの会見ならわかるんですけど、6か月もあったので。やっぱり答えるべきことを恥を捨てて、答えて欲しかった」と表情を曇らせた。
また渡部は最初に不倫を報じた週刊誌の独占取材を受けたことで「(騒動が)収束するのではないかと思った」と会見で述べていたが、陣内は世間が自分のトークで笑ってくれるようなるまで「3年はかかった」と話している。先の会見でレポーター陣からの執拗な質問を一身に受けていた渡部に同情が集まったとしても、それが地上波への復帰の足がかりには決してならないようだ。

画像2枚目は『佐藤栞里 2018年4月7日付Instagram「君にいいことがあるように あっという間の一年が過ぎ王様のブランチ二年目突入でございます」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)
編集部おすすめ