17日深夜放送のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)に急遽、ゲストとして呼ばれた吉住。「どうもー。人力舎の“救世主”吉住でーす」とおどけた挨拶したのは、彼女の『THE W』優勝を伝えるニュースで「事務所の救世主」といった見出しが複数見られたからだろう。この吉住の言葉に小木博明が「本当にそうだよ。助かったよ、吉住にホント。こんな悪い流れからのさ…」と言えば、矢作兼も「辛かったからな、人力舎」としみじみ。この半年間、事務所を覆い続けていた重苦しい空気を吹き飛ばしてくれた吉住に、感謝してもしきれない様子だ。
そんな吉住のマネージャーは入社1年目の新人だが、『THE W』の放送が終わってから仕事依頼が殺到してろくに寝ていないという。生放送の『おぎやはぎのメガネびいき』にも一緒にラジオ局に入る予定だったが、吉住が「一旦寝た方が良いよ」と言って帰宅させたそうだ。だが吉住のマネージャーだけでなく、人力舎のマネージャー全員が彼女の優勝を本当に喜んでおり、おぎやはぎはこの半年を「本当にみんな、めちゃくちゃ落ち込んでたから」、「すごい暗かった。社長も大変だった」と振り返る。
思い起こせばタレントのベッキーが『週刊文春』に不倫をスクープされ一時休業に入った2016年、入れ替わるように現れたのが2015年12月の『M-1グランプリ』に結成3年目で初めて決勝進出したお笑いコンビ・メイプル超合金だった。ベッキーは所属するサンミュージックの稼ぎ頭でもあったことから、彼女の休業は同事務所に大きな打撃を与えた。もちろんメイプル超合金だけではベッキーの稼ぎには及ばなかったものの、2016年の2人はテレビ番組収録のほか土、日は地方営業とフル回転だった。なによりメイプル超合金の活躍が、サンミュージックに明るい話題を提供したのは間違いない。吉住の『THE W』の優勝は事務所に笑顔と活力、そして2021年への希望をもたらしたようである。
画像1、3枚目は『吉住 2018年5月16日付Instagram「新しい宣材写真撮影してきました。」、2019年6月7日付Instagram「東京03オフィシャルアプリ“TOKYO03 Company”内のラジオ『カンパニー定例会議』」』のスクリーショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)