
米カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置くフードデリバリーの最大手「ドアダッシュ(DoorDash)」は、顧客がアプリを通じて注文し、単発や短期で仕事を請け負う「ダッシャー」と呼ばれる配達員が食事を配達する。事前決済でダッシャーと直接やりとりをしなくても済むことから人気で、日本には2021年春に上陸する予定だ。
米ニューヨーク州サフォーク郡ロングアイランドで昨年8月、ドアダッシュを利用した男性宅のカメラがある女性ダッシャーの姿を捉えた。動画は先月末、「ドアダッシュの配達員が8ドルのチップのことで客に食ってかかる」とのタイトルでYouTubeに投稿され、『New York Post』『The Sun』などが伝えて拡散した。
動画は女性ダッシャーが顧客のドアベルを押し、男性が「そこに配達物を置いておいてくれ」と指示するところから始まるが、女性は「このままでは行けないわ。あなたと話があるんだけど」とまるで喧嘩を吹っ掛けるかのようにドアモニターに顔を近づける。
男性が「なんだって?」と返すと、今度は「あなたはこれがどんなに遠いところからやってきたのかわかっていないから、話をしたいの」と言う。