現地時間2日、米出身女優デミ・ムーア(58)が“元祖スーパーモデル”ナオミ・キャンベル(50)のYouTubeシリーズ『No Filter with Naomi』に出演した。先日開催されたパリ・ファッション・ウィークの「フェンディ2021年春夏クチュールコレクション」で“競演”したばかりの2人、この日の番組ではそんな興奮冷めやらぬといった感じの両者がパリにてガールズトークを繰り広げた。
デミは先月、カーラ・デルヴィーニュやケイト・モス&ライラ・グレース母娘、ベラ・ハディッドなど錚々たるスーパーモデル達が名を連ねたランウェイのオープニングをサプライズ出演で飾り、大きな注目を集めた。一世一代の晴れ舞台を収めた動画はデミのInstagramでもアップされ、現在180万回以上再生されている。一生忘れられない経験となったこの日のことを、デミはナオミを前に瞳を輝かせながら、
「『10代の頃のファンタジーが現実になった』って本当に実感したのは、ランウェイを歩いた後だったわ。」
「しばらくしてから『オー・マイ・ゴッド、偉大なモデル達とランウェイを歩いたんだわ』って。」
「まるで小さな子供みたいな心境だった。」
と身振り手振りで語った。
その後デミとナオミのガールズトークは、昨年春に物議を醸したデミの隔離生活の話題に。
世界中が未曾有の非常事態に翻弄され、人々は現在も引き続き様々な困難に見舞われる日々だが、デミにとってはタブロイドを賑わせた元夫一家との隔離生活は大変ポジティブな経験だった様子。彼らと過ごしたパンデミック最中の日々は「たくさんの贈り物と幸福をもたらしてくれた」として、デミは次のように振り返っている。
「色々なことがスローダウンしてたくさんの時間を共有できたのは、私個人にとっては本当にありがたいことだと感じたわ。ブルースが(アイダホに)来て一緒に時間を過ごして、その少し後、学校が休みに入ったタイミングで彼の今の奥さんが幼い娘達と一緒に合流してくれたの。」
「本当に恵まれた状況だったわね。
泥沼離婚バトルも珍しくないハリウッドにおいて、このようなコメントが飛び出すほど良好な関係を維持しているデミ&ブルース元夫婦。「どんなカタチであろうとも、家族は離れないようにしっかり繋ぎ留めておくことが大切」そんな確固たるポリシーのもと2つの家族に大きな愛を注ぐデミの姿に、彼女が「円満離婚の鑑」と称賛される理由があるのだろう。
画像は『Demi Moore 2020年10月19日付Instagram「Monday, but make it fashion.」、2020年4月7日付Instagram「Family bonding」、2020年5月8日付Instagram「balancing act」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)