欧州では連日寒波が続いており、オランダではここ最近、凍結した運河でアイススケートやサイクリングを楽しむ人の姿が見られるようになった。そんななかアムステルダムの運河では、薄い氷の上をアイススケートで滑っていた男性に悲劇が起きた。『New York Post』『Metro』などが伝えている。

オランダのアムステルダムは「北のヴェネチア」とも呼ばれ、文化的、歴史的に非常に重要な運河が数多くある。そのなかのカイゼルスグラハト運河で今月14日、アイススケートをする男性の姿がカメラに捉えられた。

動画では、男性がボクサーパンツ1枚にスケート靴を履いて、氷が張った運河の端を優雅に滑ってくるのが見て取れる。そして明らかに氷の質が違う運河の中心にやってくると、氷にあっという間に亀裂が入り、男性は顔から水中にドボンと落ちた。


運河周辺にはたくさんの人がおり、男性が転倒すると周囲からは笑い声と冷やかしの歓声があがった。男性はすぐに水中から顔を出し、運河上部の手すりから垂らされたロープを掴むが、そこから登ることはせず、他のスケーターが投げたロープを使って氷の上に這い上がった。

この動画が15日にTwitterに投稿されると、日本時間17日の時点で再生回数が800万回を超え、「これは痛い。顔から落ちたよね」「カメラを通しても氷が薄いのがわかる。あえてそこに行ったのでしょう」「楽しんでいるんだったらいいじゃない。怪我がなくて良かった」「運河でスケートなんて、私もやってみたい」「なぜこんな寒いのにパンツ一丁でいられるの!」「普段から身体を鍛えていなくては到底できないパフォーマンスね」といった感想が寄せられた。



画像は『Geertje 2021年2月15日付Twitter「#Amsterdam #ijsnietoveralgoed #keizersgracht」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)