石橋貴明と言えば、最近はYouTubeやネット配信の番組で伸び伸びと活躍する姿が話題だ。3月20日にABEMAで配信された番組でダレノガレ明美と共演した際は、インスタグラムにダレノガレと並ぶオフショットを投稿して「チチノガレ、ハハノガレにも会ったことあるよ」とコメントしていた。そんな風に直感的なノリであだ名をつけるのが得意なのだ。
まだモーニング娘。がデビューしてほどない1999年、4回目となる『うたばん』の出演であだ名がつけられた。リーダー中澤裕子の名前しか正確に覚えていない石橋貴明が、他のメンバーをプロ野球・読売ジャイアンツの選手にたとえて「広田」、「山田」、「高田」、「王」と呼びながら「ジョンソン?」と目をとめたのが飯田圭織だった。ちなみに石黒彩は黒江透修選手のイメージから「黒江」と呼ばれ、後に加入した高橋愛は福井県出身でデビュー当初は訛りが強くて早口に聞こえたため石橋がモールス信号にたとえて「テッテケテー」と表現したことからあだ名になった。なかでも飯田圭織はそれ以来「ジョンソン」と呼ばれて何かといじられるようになり、保田圭が「保田大明神」キャラでいじられるようになるまで「ジョンソン」の時代が続いたものだ。
今回の『金スマ』でスタジオにサプライズ登場した石橋が、モーニング娘。’21に話しかけるとメンバーの石田亜佑美に関心を持ち、「石田さんはウィーラーなの?」とたとえて笑いを誘った。石田が何のことだか分からずにポカンとしていると、野球好きな中居正広がゼラス・ウィーラー選手のことを解説しつつ「もうウィーラーとしか思えなくなってきた!」と頭を抱えていた。
ひな壇ではOGの飯田圭織が石田亜佑美に向かってチャンスと言わんばかりに「いけいけ!」とエールを送り、中居まで「もうウィーラーでいけ!」と促したので、石田はよく分からないまま「はい! ウィーラー! ウィーラー! ありがとうございます」と手を振り上げて喜んでいた。その姿に飯田は「よしよし!」とうなずいており“ジョンソン”のあだ名でいじられたことでアピールできた自分と重ねて、後輩の石田が“ウィーラー”のあだ名をチャンスに繋げるよう期待するのだった。
オンエアを見た石田亜佑美は、ブログで「中居さんとは以前、ブラックバラエティでご一緒させていただきました」と過去の共演を思い出しながら「#金スマ21 また出演したいぞーーー」と意欲を見せていた。もし次に出演したならば中居正広から「ウィーラー」のあだ名で呼ばれる可能性は高い。石田は自身のインスタグラムに「#金スマ21 一緒に盛り上がりましょ~~~! 放送までの時間潰しに、ぜひこの動画もお楽しみください」とメンバーとマジックショーを楽しむミニコントを公開しているようにバラエティセンスもある。中居あるいは石橋との再共演が実現して第二の“ジョンソン”となるか今後の成り行きに注目したい。
画像は『石橋貴明 / Takaaki Ishibashi 2021年3月10日付Instagram「チチノガレ、ハハノガレにも会ったことあるよ」』『飯田圭織 2021年4月3日付オフィシャルブログ「金スマ うたばん 応援ありがとうございました♪♪」』『石田 亜佑美/モーニング娘。’21 2021年4月2日付Instagram「#金スマ21」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)