両親からの虐待を絵に描いていた 5歳女児の死に「防ぐことができたはず」怒りの声(香港)

4月21日、5歳女児を虐待により死亡させたとして香港在住の実父(29)と義母(30)が殺人罪で終身刑を言い渡された。2人にはこのほか児童虐待の罪で懲役9年半が、一緒に暮らしていた祖母(56)にも同罪で懲役5年の有罪が確定している。この事件の裁判では“香港で最も凄惨な児童虐待事件”の真相が次々と明らかになり、世間からは「防ぐことができた悲しい事件」と怒りの声があがっている。

香港新界屯門区にある屯門医院に2018年1月6日、5歳女児Aちゃんが意識不明の重体で運ばれてきた。Aちゃんは頭部を含む身体全体に133か所の痣や傷があり、搬送後間もなく息を引き取った。また同日、同病院にはAちゃんの兄(8)も搬送されており、やせ細った身体には妹とほぼ同じ数の痣や傷があった。

義母ファン・シャオトン(Huang Xiaotong)が7歳の娘と母親を連れてAちゃんの家族と同居し始めたのは2017年8月10日のことで、それ以来8歳の兄とAちゃんは実父のチェン・ハイピン(Chen Haiping)とファンから虐待を受けていた。

Aちゃんの死因は黄色ブドウ球菌とサルモネラ菌に感染したことによる敗血症で、約150日間にわたる虐待で免疫力が弱っていたためだった。Aちゃんの133か所の傷や痣のほとんどはハサミや杖を使ったものとみられており、なかでもメディアが注目したのは頭部にできた傷だった。

実はAちゃん、虐待を示唆する数枚の絵を遺しており、その中の1枚には家の天井についた血が壁をつたって流れ落ちてくる様子や血の海の床に人が立っている姿が描かれていた。『7NEWS.com.au』では「これはAちゃんが幼稚園で描いた絵」としたうえで、「大人に投げ飛ばされたAちゃんが、天井に頭をぶつけ血を流した様子を描いたもの」と報じている。
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