『太田上田』の冒頭で「上田さんにお笑いを学んだ“超”売れっ子芸人」と紹介され、「こーんにーちはー!」と勢いよく登場した長谷川雅紀。上田晋也はそれを見て頭を抱えていたが、錦鯉とはかつてある番組で共演したものの大勢の中の一組だったためほぼ初対面に等しいという。太田光が「上田からお笑いを学んだの?」とニヤニヤしながら聞くと、「そうなんです!」と長谷川が真顔で答える。続けて相方の渡辺隆が「上田さんを見すぎて、出来上がったのがこれです」と紹介すると、「俺要素、1ミクロンもないだろ!」と上田も笑うしかない。
1994年に札幌吉本入りした長谷川は、渡辺とは別の相方とコンビを組んでいたが、海砂利水魚のネタを書き起こして有田哲平のボケを手本とし、笑わずボソボソと喋る芸風だったそうだ。書き起こしをして学んだのは「海砂利水魚さんだけ」と長谷川は力説するも、「何を学んだらこうなるのか?」「痕跡もないよね」と上田や太田も首を捻るばかりである。