向井理は10月1日から放映されるTVCMに出演するが、このCM起用のきっかけは約10年前にさかのぼるという。「実はフジコーさんという会社は個人的にご縁がありまして」と切り出した向井。10年ほど前に向井がナレーションを担当していた番組で、たまたま同社の光触媒を使った除菌の技術を取り上げたのだという。そして「個人的な小さな縁だったんですけど、それを覚えていてくださって今回CMに起用していただいて、すごくほっこりというか、すごく嬉しかったです」と向井。その際にもらった機械を使い続けているそうで「ちょっとうるっとしましたね」と10年の歳月を経て再び巡ってきた縁に感慨深かったようだ。
光触媒でウイルスを根本から除去する空気消臭除菌装置「ブルーデオ」に絡めて「変えたい空気」を聞かれると、向井理は「今、劇団☆新感線の舞台をやっていまして、“劇団☆新感線”と検索すると“辛い”と出てくるぐらいで、一日2回やると人が倒れるんじゃないかというぐらいなので、昼公演と夜公演の間のどんよりとした楽屋の皆さんの空気を変えてみたいですね」と現在公演中の舞台「2021年劇団☆新感線41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』」の1コマを挙げた。
続けて今年の夏について「今の舞台の稽古が7月・8月で、コロナ対策で稽古時間を減らして、一時間に1回換気して、稽古する人数も制限して…だから稽古期間が普通よりもかなり延びて」と稽古に明け暮れる日々だったそうで、「稽古場からコロナ対策をしっかりやってきて、みんなでPCRもやってきたので、そういう意味ではコロナ漬けの夏だったなと思いますね」と特殊な夏を振り返った。
その舞台公演中の現在は「1人の楽屋なので入口に置いてフルパワーでいつもすごい除菌してもらっています」と同商品を活用しているという向井は、その使用感について「誤解を恐れず言うならば使用感がないんですよ。
発表会では、明治大学農学部生命科学科卒業という経歴を持つ向井理が、同商品や光触媒に関する実験を見届けたり、クイズに挑戦した。「実験は好きでしたね。体を動かすこととか、実際にやってみるのが好きだったので、子どもの頃から理科は好きでした。実験とか観察したりとか、勉強というよりは興味があるからやる。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)