窃盗犯を信号機の柱に縛りつけて去っていった謎の人物に「メキシコのバットマン」の声

テレビや映画の世界ではスパイダーマンやバットマンなど自らの正体を明かさずに悪人を成敗するヒーローが存在するが、このほどメキシコで窃盗を働いた2人組を人目のつく場所に縛りつけ、その場を去っていった謎の人物が話題となっている。『LADbible』『MILENIO』などが伝えた。

メキシコのタマウリパス州リオ・ブラボーで現地時間19日の夜、信号機の柱にガムテープでグルグル巻きに縛りつけられていた男女が発見された。2人は顔に映画『ジョーカー』に登場する主人公のような白塗りでピエロのようなペイントを施されていた。

男はズボンがズタズタに切り裂かれ、上半身は裸で腹部に「SOY RATA(私はネズミ“泥棒”です)」と書かれており、女の額にも「POR RATA(ネズミ“泥棒”ゆえに)」とあった。2人は交通量の多い目立つ場所に縛られていたとあって、すぐに警察官が駆けつけて柱から解放された。

しかし警察官はこの2人が女性からバッグを奪い取って逃走した窃盗犯だと判断し、その場で逮捕して身柄を拘束した。逮捕された男は警察の事情聴取で「女性を後ろから追いかけてバッグを奪い取りそのまま逃走した。今は仕事もないし、金を手にいれるにはそれが一番簡単な方法だと思った」と供述している。


警察では2人を信号機の柱に縛りつけた人物について男から情報を聞き出している最中とのことだが、この謎の人物は翌20日も4人の強盗犯に制裁を加えたようだ。4人は上半身を裸にされてお互いの手をつなぎ合わせた状態でガムテープでグルグル巻きに固定されていた。そしてリオ・ブラボーの最も人通りの多いマデロアベニューを裸の男が一列になって歩いている姿がSNSで拡散され、多くの失笑を買うこととなった。
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