コミックサイト「マンガよもんが」にて連載中の志茂による同名コミックが原作のドラマ『部長と社畜の恋はもどかしい』で、竹財輝之助が演じるのは一見堅物な「定時に上がる」ことがモットーの堤司(テイジ)部長。酔った勢いで社畜OLの丸山真由美(中村ゆりか)と一線を越えたことから特別な関係になった2人だが、定時男子と残業女子、仕事のやり方も考え方も全く違う2人のもどかしすぎる恋模様が描かれる。
■演じる部長は一見完璧、恋愛は中二レベル
イケメンで高身長、さらに仕事ができるだけでなく料理も得意という一見完璧な堤司部長。演じる竹財輝之助は「パッと見、スーパーマンなんですけど、恋愛面に関しては中学2年生ぐらいのレベル」と笑う。
その堤司部長と自身の共通点を聞かれて大笑いした竹財。「僕も恋愛に関しては中二かもしれないですね(笑)。子供っぽいところはあります。
■俳優として部長的な役割も?
また今回部長役ということで現在41歳の竹財が後輩役者たちにアドバイスをする部長的な一面はあるのか聞いてみると、「いやいや、俺に相談してくるなんて稀有な役者はいないですよ」とあっさり否定。「相談されるのは好きですし、アドバイスは言ってあげられるとは思うんですけど、偉そうに『こうしなさい』とは絶対に言えないですね」と謙遜した。
■得意料理はパスタ全般
さらに堤司部長も得意な料理について質問すると、「(料理するのは)ドラマが一段落して時間があるときぐらいですね」と言うが、得意料理はパスタ全般でペペロンチーノ、カルボナーラをよく作るという。カルボナーラを上手に作るコツは「(注意するのは)火の入れ方だけなので、焦らなければ誰でも作れると思います」とのこと。
■順調に見える俳優業、過去に挫折した経験は?
甘い整ったマスクに181cmの高身長、料理もできて…と役柄の堤司部長のように完璧に見える竹財輝之助。仕事面でも出演作が多数で順調にここまで来たように見受けられる。そこで過去に挫折があったのか聞いてみた。
すると「いくらでもありますよ」と即答。「30歳から33歳ぐらいまでかな、ほとんど仕事をしていないので。
■ズバリ俳優の醍醐味は?
そんな竹財にとって俳優の醍醐味は「小さい頃に夢見ていた職業を疑似体験できること」だという。
スーツは「実は体ができていないと、綺麗にラインが出ないんですよ」と竹財。役によって5kg~10kgは体重を増減させるそうで、劇中の竹財の美しいスーツの着こなしにも期待したい。ドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』は1月5日(水)深夜0時30分よりテレビ東京系にて放送中。動画配信サービス「Paravi」で毎週水曜夜9時より毎話独占先行配信中。
ヘアメイク:大野彰宏(ENISHI)/スタイリスト:大石裕介
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)