豪ニューサウスウェールズ州シドニー郊外で今月16日、遊泳中の35歳の男性が釣り人の目の前でサメに襲われた。現場は家族連れなどで賑わう静かで美しいビーチで、地元コミュニティには衝撃が広がっている。

ニューサウスウェールズ州のリトル・ベイ・ビーチ(Little Bay Beach)で16日午後4時半頃、遊泳中の男性がサメに襲われて死亡した。当時の様子は現場から数メートル離れた岩場にいた釣り人が捉えており、目撃者はショックを露わにした。

動画では、サメが男性を襲い水しぶきが大きく上がった直後、海が血で赤く染まっており、釣り人の男性が「誰かがサメに食われたぞ! あれはホホジロザメだ!」と叫んでいる。

サメがいる周辺には海鳥が飛び回っており、男性の「オー! ノー! なんてことだ!」という叫び声が虚しく響いている。

当時、すぐそばの岩場で釣りをしていたというクリス・リントーさん(Kris Linto)は「サメは体長4、5メートルほどのホホジロザメで、海で泳いでいた男性に近づくと、上から覆いかぶさるように垂直に襲った」と明かし、生々しい襲撃の様子をこのように語った。

「男性の叫び声が聞こえて振り向くと、まるで水中に車が落ちたかのように大きな水しぶきが上がり、サメが男性に食らいついた。辺り一面血だらけだったよ。」

また別の釣り人は「サメは男性の体を半分に食いちぎり、戻ってくると男性の体の一部を飲み込んだ」と明かし、もう一人も「サメの襲撃の直前に、ウェットスーツを着た男性が湾を泳いでいるのが見えてね。彼は叫んだかと思うと、水中に引きずり込まれた。辺りには水しぶきがたくさん上がってね。サメの攻撃は執拗だったよ」とショック状態で語り、こう続けた。