舞台挨拶でこれまでの共演を振り返った阿部寛と安田顕。その回数について「4回…3回?」とあやふやな阿部に、安田が「1、2…5です!」と自信満々に回答した。2人はこれまでにフジテレビ系『ゴーイング マイ ホーム』やTBS系『下町ロケット』シリーズで共演してきたが、安田は「いつも阿部さんとご一緒できるというのが私のモチベーションですから、2年に1回はなんとか呼んで欲しい」と願い出た。
共演5回目となる同作では幼馴染を演じたが、実際には安田が10歳近く年下であるにもかかわらず「結構同年代の役が多いんですよ」と阿部。今後の共演について安田が「僕は阿部さんとご一緒できるなら(役柄は)何でもいいです。最終的には阿部さんのご自宅のそばに住もうと思ってますから」とアピールすると、阿部も「ハハハッ」と笑った。続けて安田が「勝手に見てみたい阿部さんの役があるのですが、“良寛”をやってほしいです」と提案すると、阿部から「実は、僕の“寛”という名前は良寛からとったとおじいさんから聞いたことがあるんです。なのでびっくりしました」と意外な言葉が。安田も「そうなんですね! 知らなかったです。僕の中での阿部さんのイメージが良寛さんだったんですけど、僕は出るとしたらハエだろうなと」と自虐を交えたが、安田が阿部に抱いていたイメージと名前の由来が見事に一致したようだ。良寛は江戸時代後期の僧侶で歌や書などの作品も残しているが、子どもが好きで子どもたちと一緒に鞠やかくれんぼをして遊んだエピソードなどが伝えられている。