お笑いタレントの水道橋博士(59)が、夏の参院選にれいわ新選組から出馬する意向を明かした。5月19日放送のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)でその件を取り上げると、アシスタントのナイツ・塙宣之が先日、浅草東洋館で会った印象を「すごいエネルギーがあったような気がした」と話した。
実は水道橋博士と縁のあるお笑いコンビが浅草漫才協会に所属しているらしい。

水道橋博士は過労のため2018年11月からおよそ5か月間休養したこともあるが、今ではすっかり元気になった。塙宣之によると「ずっと政治の話をしている」のでいつも横にいる弟子までやたらと政治に詳しくなり、「あの政策おかしいすよ」などと口にして「秘書みたいになっている」そうだ。塙は“弟子”と表現していたが、お笑いコンビ・ドルフィンソング(佐野テンパ、三木ふとし)は水道橋博士と同じ芸能事務所・TAPに所属しており、コンビ名をつけてもらったという。三木ふとしは『Snoop Dogg 三木』Twitterで「水道橋博士に改名して頂き、運転手もしてます」と紹介している。

塙から水道橋博士と“弟子”の関係を聞いて相方の土屋伸之が「勉強してんだねぇ」と思わずうなれば、博士の参院選出馬について「向いてると思うよ」と印象を語っていたパーソナリティの清水ミチコは「何がどうはたらくか分からないもんねぇ~。ゼレンスキーさんだって元コメディアンだし」とウクライナのゼレンスキー大統領を引き合いに出して話題を締めくくった。

ちなみに水道橋博士は2018年6月、Twitterでスタンダップコメディフェスを訪れた山本太郎氏と撮ったツーショットとともに「昔から交流があるのだが、6年ぶりくらいにお会いする…」とつぶやいていた。それから年月を重ねて、このほど出馬表明を前に「結婚もした。子供も出来た。芸人として売れる経験もした。家も建てた。
家庭をずっと愛している。老いも痛感するが……それも笑える。もう十分だ」と前置きしたうえで、「芸風が偽悪ぶるのも仮面でしかない。余生を他者のために送ろうとするのが、何が悪いのだろう?」と胸中を吐露していた。

画像2枚目は『水道橋博士(還暦芸人・自称ジャーナリスト) 2018年6月25日付Twitter「昨日、経堂『さばのゆ』」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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