チュニジア在住のラミア・アル=ラバウィさん(Lamia Al-Labawi)は最近、4年間交際した男性(名前は明らかにされず)に結婚式当日に捨てられた。
その日、式場に足を踏み入れた新郎の母親がラミアさんを一目見るなり「あの子は背が低くてブサイク。結婚は許さない。今すぐ式は取りやめに」と激怒したためで、新郎は周りが止めるのも聞かず、新婦を1人残したまま式場を後にしたのだ。
実は2人はしばらく前に婚約してはいたものの、新郎の母親は写真でしかラミアさんを見たことがなく、その日に初めて対面したという。
新郎の母親が到着する前に撮影されたカップルの写真には、白のウェディングドレスを着たラミアさんがにっこりとほほ笑む隣で黒のタキシードを着て額の汗を拭く新郎が立っており、周りには招待されたゲストらが複数見て取れる。
ラミアさんは男性が去った後、招待したゲストに1人で対応しなければならなかったそうで、SNSで複雑な心境を次のように吐露していた。
「私は孤児で、この結婚式のためにたくさんのお金をつぎ込んだ。それなのに新郎の母に式を中断させられるなんてショックで耐えがたい。」