英イースト・サセックス州ブライトン在住のベッキー・アルボンさん(Becky Albon)は先日、夫とともに徒歩で帰宅中にある民家の前で犬が寝ていることに気がついた。近所ではあったがベッキーさんがこの犬を見たのは初めてだったそうで、犬は玄関先に置かれたクッションの上で寝そべっていた。
なぜ玄関先で寝ているのかとベッキーさんは不思議に思ったが、近づいてみるとそばに2枚の張り紙があることに気付いた。そこには“自由にギュッと抱きしめて(Free Cuddles)”と大きく記されており、それぞれ「高齢で関節炎を持っていますが、たくさんの愛をシェアしたいです」「「私は高齢で足が不自由ですが、愛されるのが大好きです」と綴られていて、どちらの張り紙も最後に「愛をこめて、コニーより」という可愛いらしい言葉で締めくくられている。
ラブラドール・レトリバーのこの犬は“コニー(Connie)”という名前で、年をとってしまい自由に歩き回ることはできなくなってしまったが人と触れ合うのが大好きなようで、飼い主の計らいにより多くの人に撫でてもらえるように玄関先にいたのだ。
張り紙を見たベッキーさんはたちまち笑顔になり、早速近づいてみるとコニーは尻尾をブンブンと振って大喜びしたそうだ。「コニーはお腹を見せて撫でさせてくれるほど本当にフレンドリーで、私たちに会えて嬉しかったみたいです。近所の人が近くを通ると、さらに大きく尻尾を振っていて大興奮でしたよ。そこを通る人みんなに尻尾を振っていて、とても優しい子でしたね」と話すベッキーさんは、5分ほどコニーとの触れ合いを楽しんだ。
ベッキーさんがコニーの写真を10月2日にFacebookグループ「Dogspotting」に投稿すると、「なんて素敵なアイディアなの」「この犬はどこにいる!?」「コニーが可愛すぎる。
ちなみに昨年には、バスや電車を毎日乗り継ぐトルコの野良犬が、通勤客に笑顔をもたらす癒しの存在になっている様子を捉えた動画が大きな話題を呼んでいた。
画像は『Becky Albon 2022年10月2日付Facebook「Just went for a walk and met lovely Connie waiting on her doorstep for free cuddles」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)