「ギネスワールドレコーズ」ではさまざまな世界記録を認定しているが、このほどSNSに「世界で最も背の低い夫婦」を紹介して話題となっている。ブラジルに住むこの夫婦は、2人合わせての身長が181.41センチで、成人男性のほぼ1人分だという。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

「ギネスワールドレコーズ」が今月7日、公式Instagramに「最も背の低い夫婦」の世界記録保持者であるブラジル人、パウロ・ガブリエル・ダ・シルバ・バロスさん(Paulo Gabriel da Silva Barros、31)とカチューシャ・リエ・ホシノさん(Katyucia Lie Hoshino、28)の写真を投稿して、多くの関心を集めている。

夫婦は2016年9月17日に結婚しており、同年11月3日にギネス世界記録に認定された。パウロさんは身長90.28センチでカチューシャさんは身長91.13センチであり、2人の身長を合わせても181.41センチと、成人男性のほぼ1人分である。


ギネスワールドレコーズの公式ウェブサイトによると、2人はSNSを通じて2006年に知り合ったそうだ。パウロさんは「初めて彼女を見た瞬間、とても綺麗だと思いました」と振り返っている。しかし当初、カチューシャさんはパウロさんに興味がなかったようで、彼のメッセージをブロックしたそうだ。

それでもパウロさんは諦めず、カチューシャさんにアプローチした結果、彼女の心を掴むことに成功した。その後はオンライン上でのやり取りが続いたが、2008年12月20日に初めて直接会うことになり、同月29日に交際がスタートした。当時のカチューシャさんはパラナ州ロンドリーナに住んでおり、パウロさんは350キロほど離れたサンパウロ州イタペバで生活していたこともあって、しばらくは遠距離恋愛が続いた。

そして交際から3年ほど経った2012年1月、カチューシャさんはパウロさんのいるイタペバに引っ越すことを決意した。その時、2人は「一緒に暮らす運命にある」と感じたという。また夫婦は低身長症ゆえに、周りから受ける視線や差別にも「2人一緒であれば、乗り越えられる力が湧いてくる」と話している。

実はパウロさん、21歳になるまで歩行ができず、10代の頃は移動手段に子供用の三輪車を使用していたそうだ。しかし整形外科用ブーツを履いて歩く練習を続けた結果、2008年には歩行が可能になり、パウロさんは「もう二度と三輪車には戻らない」と誓い、現在は特別に改良された車を自ら運転している。


夫婦は2016年のギネスワールドレコーズの祝賀会に出席しているが、当時のカチューシャさんは「私たちの記録が身体的な違いを超えて、全ての人が平等に扱われるべき世界だと人々に気づいてもらうきっかけになればと思っています」と語っており、パウロさんは次のように述べていた。

「私たち夫婦は背が低いかもしれないけど、大きな心を持っていて私たちの人生に関わる全ての人に愛情を注いでいるんだ。私たちの人生に困難がないわけではないけど、この困難に夫婦で一緒に立ち向かうことができるっていうのはとても幸せなことなんだ。」



画像は『Menor Casal Instagram「Mil vezes eu te escolheria!」』『Guinness World Records Instagram「Paulo Gabriel da Silva Barros (Brazil) and Katyucia Lie Hoshino are the shortest married couple!」』『Guinness World Records 「UK sisters certified as world’s most premature triplets」』『Hasbulla Magomedov Instagram「А ну дайте жару по сердцам」』『The Mirror 「Meet the world’s tallest family - and the shortest member is mum who is 6ft 3」(Image: Daily Record)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)