ブラジルのゴイアス州シダーデ・オシデンタウで今月4日、祖母宅のソファーで寝ていた生後5か月の女児が飼い犬に襲われて死亡した。両親は娘を一人残して買い物に出かけており、殺意のない過失致死罪などで逮捕された。
ブラジルのニュースメディア『G1』などが伝えた。

今月4日、祖母宅のミックス犬に襲われたのは、アイシス・ダ・シルヴァ・ソブリーホ・ソブリニョちゃん(Isis da Silva Sobrinho)だ。当時、家主は不在で、両親はバーベキューのための買い物に出かけており、同じ敷地内の別の家に住む叔父Aさん(アイシスちゃんの父親の兄弟)が異変に気付いた。

Aさんはアイシスちゃんの祖母宅の庭でバーベキューの準備をしていたものの、姪が部屋に一人でいることを認識していなかったそうで、このように振り返った。

「あの子の父親が出かけたのは気付いていたが、母親はアイシスと一緒だと思っていた。それで最初にアイシスの泣き声が聞こえた時は、それほど気にも留めずにいた。」

ところがアイシスちゃんは一向に泣き止まず、Aさんが声の方向に行ってみると、犬にくわえられ、引きずられていく姪の姿が目に飛び込んできたという。


実は両親が出かける際、犬は囲いの中にいたものの、穴の中から脱走してしまったそうで、Aさんはすぐにアイシスちゃんを連れて病院へ向かったそうだ。しかしながら身体の数か所に噛み痕があり、頭部に怪我をしていたほか骨盤が引きちぎられており、アイシスちゃんは病院で死亡が確認された。

なおアイシスちゃんを襲ったのは飼い始めて5年になる祖父母の犬で、これまでに一度も人を襲ったことがなく、よく遊ぶ犬だったという。

当局によると襲撃当日、犬は餌を与えられておらず、自宅を調べたところドッグフードもなかったそうだ。またアイシスちゃんは約1時間一人で放置されており、「犬はお腹が空いていたのではないか」と推測しているという。


この事故を受け、両親は過失致死罪と危険な動物の管理を怠った容疑で逮捕され、現在はそれぞれが約4万1300円(1412ブラジル・レアル)の保釈金を払い釈放されている。
また犬は動物シェルターが引き取ったそうで、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。

「赤ちゃんを犬のそばに一人で放置するなんて、犯罪。」
「悲しい事故。赤ちゃんが亡くなり、犬は殺処分されるだろう。」
「両親の無責任さが起こした事故。」
「親は一生トラウマを背負って生きねばならない。」
「赤ちゃんの苦痛を思うとやりきれない。防げた事故。」
「またかという気持ち。残念でならない。」

ちなみに先月にも米テネシー州で、ベビーベッドで寝ていた生後6週の男児が飼い犬に襲われ死亡した。襲ったのは両親が飼い始めて8年になるシベリアン・ハスキーで、これまで攻撃的になることは一度もなかったという。


画像は『People.com 「Baby Girl Mauled to Death After Parents Allegedly Left Her Alone with Dog Who Hadn’t Been Fed All Day」(PHOTO: JAM PRESS)』『The Mirror 「Baby ‘torn apart’ by family dog dies after parents left her alone to go shopping」(Image: Jam Press)、「Newborn baby savaged to death by family dog after mum fell asleep on sofa」(Image: Facebook)』『New York Post 「6-week-old mauled to death by family husky while sleeping in his crib」(CNN)』『Daily Star 「‘Jealous’ Labrador mauls newborn twins to death while mum talking to neighbour」(Image: FocusOn News)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)