印ウッタル・プラデーシュ州、ムザッファルナガル県サンジャク村に住むムジャヒドさん(Mujahid、20)に起こった事件が、インド国内で大きな怒りを巻き起こしている。印ニュースメディア『NDTV.com』によると、ムジャヒドさんは現地時間3日、知人のオムプラカシュ・パル(Omprakash Pal)から健康上に問題があるため検査を受けるように勧められ、ムザファルナガル医科大学へ一緒に向かったそうだ。
その後、ムジャヒドさんは麻酔をかけられ、目を覚ました時には男性器が切除されていたのだ。彼は、同意がないまま性別適合手術が行われたと主張している。さらにムジャヒドさんは、性別適合手術を受けたことでオムプラカシュから「家族や地域住民が誰もお前を受け入れないだろう」と言われ、このように脅されたそうだ。
「お前を男から女に変えた。これからは俺と一緒に暮らすんだ。弁護士も雇って、結婚の準備をしている。そしてお前の父親を射殺して、お前の取り分の土地を俺の名義にする。それを売った金でラクナウ(ウッタル・プラデーシュ州の州都)に行くんだ。」
オムプラカシュはムジャヒドさんの父親の財産が目的で、医師と共謀して彼を騙して性別適合手術を受けさせたようだ。またオムプラカシュは、ムジャヒドさんの銀行口座から3万5000ルピー(約6万7000円)を引き出し、叔父の住むラクナウに行く計画を立てていたという。
そして現地時間16日、事の次第を知ったムジャヒドさんの父親が警察に告訴したことで、オムプラカシュは逮捕された。
事件を受けて、農民指導者のシャム・パル氏(Shyam Pal)率いる「インド農民組合(Bharatiya Kisan Union)」のメンバーが、ムザファルナガル医科大学の前で抗議活動を行い、事件に関与した医師、ならびに病院職員に責任説明を要求した。印ニュースメディア『India Today』によると、病院側はムジャヒドさんの「騙されて手術をした」という主張を否定している。
同病院の首席医務官であるキルティ・ゴスワミ氏(Kirti Goswami)によると、ムジャヒドさんは整形外科医のラザ・ファルーキ氏(Raza Farooqui)の診察を受けるために2か月前から定期的に病院に通っていたと主張しており、「ムジャヒドさんは自分が女性だと自認し、性別適合手術を望んでいた」と話している。
またキルティ氏は、手術の前に精神鑑定が行われ、問題がないと判断したために手術が行われることになったと明かしている。これは法律により定められている精神鑑定で、手術が合法のもとで行われたとし、手術前にムジャヒドさんと性別適合手術について話し合っているビデオも所持していると主張した。
しかしながらSNSでは、ムジャヒドさんと思われる男性が病院のベッドの上で涙ながらに訴える動画が拡散している。地元警察はこの事件について徹底的な捜査を行うとして、「被害者の家族は、手術が偽りの計画の中で行われたと主張しています。容疑者を取り調べ、捜査結果に基づき適切な法的措置を取るつもりです」と述べている。
मुस्लिम युवक का जबरन ऑपरेशन कराकर लिंग कटवा दिया और युवक से युवती बना दिया"
— SYED SHOEB (@SyedSho43211335) June 21, 2024
मुजफ्फरनगर जिले के मंसूरपुर थाना क्षेत्र के सांझक गांव के रहने वाले20साल के युवक मुजाहिद को ओमप्रकाश नाम का व्यक्ति अपने साथ3जून को लाया था@Uppoliceआरोपी युवक का करो इनकाउंटर.चलाओ बुलडोजर? @Satyamooknayak pic.twitter.com/ALVdmUHSDZ
画像は『News18 「UP Man’s Genitals Removed, His Sex Change Surgery Done After ‘Friend’ Tricks Him Into Hospital Visit」(Image for representation: News18)』『Times of India 「Odisha: Woman accuses husband of selling her kidney in 2018」』『CBSDFW YouTube「Woman Wakes Up From Minor Surgery With Front Teeth Missing」』『New York Post 「Chinese man lured by fake job ad became ‘blood slave’ in Cambodia」(Sina)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)