2022年6月に大手芸能事務所を退所し、芸能活動を休止していた前山剛久(33)が、27日発売の『週刊女性』のインタビューで役者としての再起を目指していることを明らかにした。彼のSNSプロフィール欄にも「俳優」と記されており、芸能活動再開への強い意志がうかがえる。


前山剛久は、2011年にミュージカル『忍たま乱太郎』で俳優デビューし、その後も数々の舞台に出演してキャリアを積んできた。彼は、元交際相手である神田沙也加さんとミュージカル『王家の紋章』で初めて共演し、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』では再び共演を果たしている。特に『マイ・フェア・レディ』は、神田さんが少女時代から特別な思い入れを持っていた作品であり、彼女が“第2のママ”と慕う大地真央が20年間、ヒロイン・イライザ役を務めたことでも知られている。

しかし2021年12月、神田さんが『マイ・フェア・レディ』札幌公演中に急逝。前山は追悼コメントで彼女との交際を認めたが、『文春オンライン』に神田さんを罵倒する内容が報じられ、音声データも公開された。テレビのワイドショーでは毎日のように取り上げられ、世間からの批判が強まる中、前山は心身の不調を理由に活動休止を発表。2022年6月末には所属事務所を退所、その後の動向は不明だった。

『週刊女性』の記事によると、前山はしばらく引きこもり状態だったが、2023年に韓国で1年間留学していたという。この留学中に再び日本で芸能活動をしたいという思いが強まり、帰国後の今年2月、Instagramを新たに開設。「お久しぶりです。前山剛久です。本日、33歳になりました」と挨拶し、「これから自分のやりたいことをやっていけたらと思います」と述べた。
その後は定期的に元気な姿を投稿し、活動再開に向けた準備を進めている様子がうかがえた。インタビューでは、役者としての再起を目指す率直な思いを語っており、「せめて墓前で手を合わせたい」と神田さんの関係者に連絡を入れていることも明かした。


このインタビューは、神田沙也加さんのファンだけでなく、母親である歌手の松田聖子(62)のファンにも大きな衝撃を与えたようだ。「墓前で手を合わせたいと本気で思うなら、復帰するべきではない」「報道の内容がどこまで真実か分からないが動揺している。聖子ちゃんのライブに行く予定だが心が揺れる」「聖子ファンとして、娘に同じ名前を付けた私としては、勝手に母親気分で応援していたこともあり、抑えきれない悲しみと怒りがこみ上げてくる」「神田さんのご両親の気持ちを少しでも考えたのだろうか。沙也加ちゃんは二度と戻れないのに、聖子さんの心中が心配だ」といった怒りや戸惑い、そして現在コンサートツアー中の松田聖子の心境を気遣う声がネットに上がっている。

画像1枚目は『前山 剛久 Instagram「本日発売の「週刊女性 9/10号」にて、インタビュー取材をして頂きました。」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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