タレントで通販コンサルタントの保阪尚希(56)は、女優・高岡早紀(51)と結婚していた1996年から2004年の間に良き夫、父親というイメージでシャンプー、家電、ビール、インスタントラーメンなど数々のCMに出演した。ワンクールで終わらず長く起用され続けるために、私生活でもそのイメージを守ることに細心の注意を払って、イメージにそぐわない仕事は断る覚悟をしていた。保阪は「だって1日で1年分、2年分のギャラをもらうんだもん」と当時を振り返った。
また、2021年『M-1グランプリ』の決勝進出でブレイクしたモグライダー・芝大輔(41)は、2023年春に大手飲料メーカーのCMに出演した。その影響で、同時期に出演した情報番組『ラヴィット!』(TBS系)の試飲コーナーでは、MCの麒麟・川島明(45)が「芝さんは大人の事情で飲めません」と説明し、CM出演しているメーカー以外の商品を試飲できない場面が見られた。さらに、2021年には同番組のピザの試食コーナーで、他社のCMに出演していたEXITが一時的に席を外すシーンもあった。
このように高額な出演料には様々な制約が伴うが、伊集院光は9月9日深夜放送のラジオ番組『月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、自身にもCM出演のオファーが来ていることを明かした。それは「ぜひ伊集院光さんで」といった指名ではなく、「このCMに伊集院さんをノミネートしてもいいですか?」と事務所に連絡があり、決まったものだという。
伊集院はCM出演を受けるにあたり、一つだけ事務所に「ラジオ番組内で敵対商品を褒めることがあるが、それをOKしてもらえるなら出演する」と条件を出した。しかし、その返答は「どのツラ下げて巨額をもらうのにそんなこと言ってんだ!」というものだったそうだ。伊集院は「(自分は)やらかさないタレント」と自負しており、契約期間中にペナルティーを受けるような問題発言はしないと考えている。また最近、フワちゃんが暴言騒動によって、出演したスマホのCM動画が全て非公開となったことについても、伊集院は「契約内容は分からないが、噂ではかなり怒られているらしい」と話していた。
画像1枚目は『フワちゃんのオールナイトニッポン0 X「#フワちゃん のオールナイトニッポン0」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)