ラランドは上智大学のお笑いサークル出身で、2021年3月に芸能事務所「株式会社レモンジャム」を設立した。サーヤが社長を、マネージャーが副社長を務め、相方のニシダ(29)は正社員として所属している。近年、サーヤはドラマ出演や音楽活動に、ニシダもドラマ出演や小説執筆などに挑戦し、2人は多方面で活躍中だ。
一方、さらば青春の光は退所時にトラブルがあり、松竹芸能から「これ以上彼らの芸能活動を支えることが不可能」として専属契約を解除され、他事務所への移籍も困難になった。2013年に個人事務所「ザ・森東」を設立したが、当初は仕事が増えず、さらに東ブクロの女性スキャンダルの影響もあって苦しい時期が続いた。それでも森田哲矢は懸命に働き、現在はコンビとして、また単独でも多くのレギュラー番組に出演するようになった。YouTubeチャンネル『さらば青春の光Official YouTube Channel』は、登録者数134万人を超える人気チャンネルとなっている。
森田には独立を考える芸人からの相談が増えているという。しかし本人は、2022年4月のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)で、「吉本所属の芸人だけにはフリーを勧めない」と語っていた。その理由について「宮迫さんの現状を見ると…」と明かしており、宮迫博之を見て、厳しい状況にあると感じているようだ。
『勝手に推定!フェルミ団』では、まず森田の年収をフェルミ推定(限られた情報をもとに合理的な仮定で概算する方法)で算出したところ、8200万円という結果になった。森田はその金額について「微動だにできへん」と複雑な表情を浮かべたが、サーヤは「リアルな数字」と大喜びだった。
さらに「自分の事務所に引き抜きたい人物は?」という質問に対し、森田は「億払ってもいい」として若槻千夏を挙げた。将来性より即戦力となるタレントが欲しいというのは、小規模事務所の経営者としての本音なのだろう。実際に彼女が独立するという情報を聞きつけ、すぐに「うちの事務所に来ないか」と声をかけたものの、相手にされなかったという。一方、サーヤは「引退した野球選手とかがいい」と答え、森田が「堅実だなぁ」と感心していた。経営者としてのサーヤは、慎重な判断を重視しているようだ。
画像1枚目は『サーヤ X「個人事務所の先輩森田さんと!」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)