高温続き初雪が遅すぎた11月 12月は?

中旬 ようやく初雪 遅れていた冬の便り続々

中旬に入ると一転、強い寒気が流れ込んで、遅れていた季節が一気に進みました。例年なら平地でもすでに雪の季節を迎えているはずの北海道では、14日にようやく旭川市や網走市、稚内市で初雪を観測。いずれも平年より2~3週間遅い観測で、旭川市では1888年の統計開始以来2番目に遅く、稚内市では1938年の統計開始以来、最も遅い記録でした。全国的にも朝はグッと冷えて、翌15日から16日かけては東北や関東甲信でも平年より1~2週間程度遅れて初霜や初氷を続々と観測しました。その後も断続的に寒気が流れ込み、20日には札幌で統計開始以来1890年と並んで最も遅い初雪となり、翌21日は北海道で今季全国で初めて真冬日(最高気温が0度未満)となりました。

下旬 寒暖差大きく 季節は行ったり来たり

下旬になると、より強い寒気が流れ込んで、北国は本格的な雪のシーズンを迎えました。21日には盛岡市で、本州で今季一番早い初雪を観測。22日には西から冷たい北風が強まって、近畿地方で木枯らし一号が吹きました。24日には冷え込みが強まり、西日本からも初霜や初氷など冬の便りが届きました。ただ、寒気は長続きせず、季節は一気に逆戻り。25日からは徐々に暖かい空気が流れ込んで、季節外れの暖かさになりました。札幌では23日に11センチだった積雪が、26日には0センチに。関東以西では所々で最高気温が20度以上となり、昼間は上着なしでも過ごせるほどでした。28日頃からは再び北日本に強烈な寒気が襲来。北海道や東北では雨から雪に変わりました。
なお、東京地方では30日午後5時現在、まだ木枯らし一号の発表がありません。このまま11月中に発表がなければ、39年ぶりに「発生せず」となります。

12月も高温傾向

高温続き初雪が遅すぎた11月 12月は?

29日に発表された1か月予報によると、12月も全国的に暖かい空気に覆われやすく、特に関東から九州、沖縄にかけては平年より気温の高い日が多くなりそうです。ただ、来週は季節外れの高温になった後に、強い寒気が流れ込む予想となっているなど、寒暖差が大きくなることもあるでしょう。暖冬傾向とはいえ、急な寒さや強まる雪に注意が必要です。

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