今日26日も、ハイペースで気温が上昇しており、午前中で最高気温35℃以上の猛暑日地点が続出しています。このあとも各地で厳しい暑さになり、危険な暑さになる所もある見込みです。
午前中で猛暑日続出 午後は危険な暑さも
今日26日も、暑さが収まりません。午前11時10分現在、すでに全国28のアメダス地点で、最高気温35℃以上の猛暑日となっています。東京都心も、35.2℃まで気温が上がってきました。
○11時10分までの最高気温
・36.4℃…桐生市(群馬県)、境港市境(鳥取県)
・36.3℃…青梅市(東京都)
・36.2℃…財田町(香川県)
・36.1℃…米子市(鳥取県)
午後はさらに気温が上昇し、体温並み、体温超えの危険な暑さになる所もあるでしょう。
○予想最高気温
・38℃…前橋市(群馬県)、日田市(大分県)
・37℃…熊谷市(埼玉県)、豊岡市(兵庫県)、米子市(鳥取県)、福岡市、飯塚市(福岡県)、久留米市(福岡県)、佐賀市、熊本市、大分市、中津市(大分県)
今日は、19都府県に熱中症警戒アラートが発表されています。無理をせず、エアコンを適切に使用するなど、涼しい環境でお過ごしください。
広く大気の状態が不安定 空模様の急変に注意
強い日差しや気温の上昇によって、今日も午後は大気の状態が不安定になる見込みです。関東北部や東海、北陸を中心に発雷確率が高く、雨雲が発生した場合、雷雲にまで発達する恐れがあります。
あちらこちらでにわか雨があり、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。晴れていても、急な激しい雨や落雷、突風に注意をしてください。
ゲリラ豪雨の前兆
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
①「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。