北海道 寒い日が続いた。明日は晴れ。の画像はこちら >>

北海道付近には、上空に3月下旬並みの寒気が流れ込みました。南西部や東部では雨や湿った雪が降り、特に東部の山間部では積雪状態となった所がありました。

上空の寒気のピークは過ぎましたが、現在も気温は平年以下となっており、寒気場内に入った状態は続いています。明日(28日)以降もこの天気は続くのか、解説します。

今日これまでの天気

北海道内、朝の最低気温が最も低かった所は紋別地方の遠軽町白滝で-4.1度となり、日中の最高気温が最も高かった所は空知地方の石狩沼田と、檜山地方の今金の9.8度でした。昨日(26日)も最高気温が10度未満となっており、最高気温が10度に届かないのが2日続くと、4月下旬の北海道としては1988年(昭和63年)以来31年ぶりのこととなります。
札幌でも朝の最低気温は2.5度、日中も6.8度までしか上がらず、この時期としては寒い一日となりましたが、午後は一時的に晴れ間もあり、現在開花中の桜がきれいに映えた時間もありました。

今日これからの天気

次第に高気圧の張り出しの中に入り、晴れる所が多くなりますが、胆振~日高地方にかけては気圧の谷が残り、雨や湿った雪の所があるでしょう。

降り方は強まらない見込みですが、一部では路面が白くなるため、交通関係は路面状況の変化などに注意が必要です。

明日28日の天気

本州方面から張り出す高気圧が北海道付近を広く覆い、朝にかけて多少雲の広がる所がある程度で、晴れるでしょう。強い寒気の影響は今日(27日)までとなり、日中は平年並みまで気温の上がる所が多くなります。今日と比べると、道央で8度前後、オホーツク海側では今日より12度前後も高くなり、日差しとともに春を感じる一日になりそうです。

明後日29日以降は

29日までは高気圧の圏内で、晴れ間があるでしょう。30日以降は次第に雲が増え、2日頃は天気の崩れがある見込みです。

最新の気象情報に留意してください。