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台風6号から変わった熱帯低気圧の影響は28日まで。その後は、強い日差しと猛烈な暑さに警戒です。

いよいよ梅雨明けか

台風のあとは 夏本番 8月にかけて猛烈な暑さに警戒

台風は27日午後3時に熱帯低気圧に変わり、28日の夜に関東の東海上に進む見込みです。その後、高気圧の勢力が強まり、晴れて強い日差しの照り付ける所が多くなるでしょう。これまでに、九州南部、北部、四国、近畿、北陸で7月24日頃、中国地方では25日頃に梅雨明けしたとみられるとの発表がありました。まだ梅雨明けしていない地域でもいよいよ梅雨明けする可能性が高くなっています。関東甲信では昨年の梅雨明けは記録的に早く、6月29日でしたが、今年はおよそ1か月遅れの梅雨明けになりそうです。いよいよ本格的な夏となるでしょう。

連日猛烈な暑さに警戒を

26日、27日は北陸地方を中心に最高気温が35度以上の猛暑日になった所が多くなりました。28日以降も各地で厳しい暑さに注意が必要です。気象庁が発表した高温に関する情報によると、西日本では28日から8月2日頃にかけて、東日本では29日から8月2日頃にかけて最高気温が35度以上になる所があるとのことです。九州から関東、東北でも猛暑日の所がありそうです。5月26日には北海道の佐呂間町で39.5度まで気温が上がり、全国のアメダスのうち53地点で猛暑日になりました。今後、これを上回るほど多くの所で猛烈な暑さになる可能性があります。

30度以上の真夏日の所も日ごとに増えていきそうです。暑さには十分な警戒が必要です。また気温の上昇で大気の状態が不安定になりやすく、急な雨が降ることがありますので、天気の急変にもご注意ください。

海水浴やプールも熱中症に注意

台風のあとは 夏本番 8月にかけて猛烈な暑さに警戒

海水浴やプールもこれから8月にかけて楽しめる日も多くなりそうですが、熱中症の危険も潜んでいます。お出かけの際には水分補給用の飲み物を用意し、こまめな休憩をはさんで、喉が渇いていなくても水分を補給したり、適度に塩分を補給するよう心がけてください。塩分を含んだ飲み物やタブレットなどがありますので、お出かけの際には常備しておくと良いでしょう。

また帽子や日傘、日よけ用のテントなどで強い日差しから身を守るようにしてください。プールや海水浴は運動量も多くなるため、思っている以上に体力も消耗し、思いがけず熱中症の症状が現れることがあります。めまいやたちくらみ、顔がほてるなどの症状が現れたら、熱中症のサインです。涼しい場所へ移動したり、体を冷やすなどの処置を行うようにしてください。無理のないよう夏のレジャーを楽しんでください。