関東や東北で局地的大雨の画像はこちら >>

台風6号から変わった熱帯低気圧の影響で、関東や東北は激しい雨が降っている。朝にかけて局地的に大雨に注意。

熱帯低気圧、関東北部を通過

今朝は熱帯低気圧が関東北部を通過している影響で、関東北部から東北南部付近で雨の降り方が強まっています。1時間雨量は、栃木県大田原市で38.5ミリ、福島県福島市の茂庭で35.0ミリなどと、特に栃木県から福島県付近で激しい雨となっています(茨城県でも雨脚が強まってきました)。このあと午前7時から8時頃までは、関東や東北、新潟県付近は非常に活発な雨雲がかかり、場所によっては滝のような雨になることも考えられます。局地的な大雨になりますので、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水・氾濫に警戒してください。また、熱帯低気圧の通過に伴って、関東の沿岸は風が強まっています。午前中は強風やうねりを伴った高波に注意してください。

関東、午後も油断できず

熱帯低気圧は次第に日本の東の海上へ離れて、天気は回復傾向となります。ただ、熱帯の湿気たっぷりの空気が残り、日中の気温上昇に伴って、午後は大気の状態が不安定になります。関東は日の差す時間もありますが、山沿いを中心に所々で急な雨や雷雨がありそうです。全国的にも西日本や東日本を中心にあちらこちらで、急に強い雨が降ったり、雷が鳴ったりするでしょう。屋外のレジャーなど、天気の急変にご注意ください。

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