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8月30日午後3時、台風12号「ポードル」は、タイで熱帯低気圧に変わりました。

台風12号熱帯低気圧に

27日午前9時、フィリピンの東で発生した台風12号「ポードル」は、28日ごろフィリピンのルソン島を通過しました。

その後、南シナ海を西よりに進み、30日午後3時にタイで熱帯低気圧に変わりました。
日本列島に台風12号の直接的な影響はありませんでした。ただ、九州の北に停滞していた秋雨前線に向かって、台風12号周辺の湿った空気や元台風11号が運んできた湿った空気、さらに太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気が次々流れ込み、秋雨前線の活動が活発化、今回の九州北部の記録的な大雨につながったとみられます。

台風シーズン続く

台風12号は熱帯低気圧に変わりましたが、9月にかけても台風シーズンは続きます。平年では8月に次いで9月が台風の発生数、接近数ともに多くなっています。今後も発生する台風の動向に注意が必要です。