
もう桜の散る所が多い中、綺麗な湧水と豊かな自然に囲まれた安曇野市では、桜の名所・光城山をはじめとする市内の桜がまもなく開花します。安曇野に春の訪れを告げる花といったら、「わさびの花」と「桜」です。来週にはわさびの花から桜へとバトンタッチし、安曇野の春がさらに加速します。明日から来週にかけて安曇野市周辺では、日中の気温が20度前後となりますので、春本番の暖かさが桜の開花を促しそうです。
光城山からの眺望~桜の回廊から垣間見る残雪の北アルプス~(安曇野市観光協会提供)
これから桜が楽しめる安曇野!北アルプスを背景に・・・
今年の桜は、昨年と同じ3月21日に東京都心で開花し、桜前線は東京からスタートしましたが、全国的にみると、昨年と比べて開花が遅い傾向でした。桜の見ごろも昨年より1週間前後遅くなったため、桜が咲く前のお花見になってしまった・・・という方もいらっしゃるかもしれませんね。先週末に満開を迎えた名所も多く、そろそろ散る桜が多くなるころです。
このあと桜前線は東北や北海道へ向かいますが、都心から気軽に行ける長野県でもこれから見ごろという地域が多くなっています。高地の多い長野県では、桜の開花もゆっくりで、雪の残る北アルプスをバックに桜が楽しめます。
昨日(12日)、日本気象協会の職員が安曇野市を訪れて桜の様子を確認したところ、安曇野の桜はちらほらと花開いていました。
この時季の安曇野の花といったら「わさびの花」と「桜」なのですが、わさびの花はそろそろ終わり、安曇野の桜は来週には全体的に開花が進んで、4月下旬には満開をむかえる見通しです。わさびの花から桜へとバトンタッチし、安曇野の春の歩みが加速します。