※2015年8月撮影
トップ画像は、JR九州日田彦山線宝珠山駅。木造駅舎はオリジナルが老朽化したため、外観デザインを踏襲して1998年(平成10年)に建て替えられました。
謹賀新年 明けましておめでとうございます。2021年も宜しくお願いします。
ところで宝珠山駅前にベントレー・コンチネンタルGTが停まっていて、ちょっと驚きました。6リッター12気筒ツインターボ560馬力。上品だけど獰猛な感じが最高にカッコ良い。フォルクスワーゲンが作っていても英国車っぽいです。すごくお金がありそうな初老の紳士が綺麗な女性をエスコートしていました。お金には全く縁の無い筆者は、ひたすら裏山C!
宝珠山駅舎を斜めから。駅舎は良い感じに時間を経た雰囲気。
駅舎出入口。懐かしい公衆電話があります。
駅舎に入りました。1971年(昭和46年)に無人化されています。花が飾られていますが、流石に生花ではなく造花でした。
待合室の作り付けベンチも良いですね。
再建ですが室内もオリジナルを踏襲したのでしょうか。
出入口、駅の正面には大肥川が流れています。
ベントレーが出て行きました。6リッター2シーター、贅沢なエンジン音が美しい。化石燃料で走る自動車の命運も限られてきました。筆者もベントレーとは言いませんがガソリンエンジン・大排気量の車に乗ってみたいなぁ。
橋の向こうは国道211号線。
駅舎からホームに行きます。
宝珠山駅は、1937年(昭和12年)開業。その9年後に大行司駅まで開通しました。
ホームから夜明駅方面を見ています。
こちらは小倉駅方面。ホーム前に線路はありますが、その向こうは既に撤去されているのかな?
小倉駅側のホーム端部。レールが埋まっているだけかもしれません。
元は島式ホーム1面2線でした。
ホーム側から駅舎。
ホームの上に県境があります。「これより大分県日田市」と書かれています。奥は夜明駅方面です。
反対側。「これより福岡県東峰村」。島式ホームの駅舎側の線路が残っています。駅の三分の二が福岡県ですね。右の遊具は公園です。
このラインが県境。左に城野駅起点の61.3kmのキロポスト。
日田彦山線もあと残すところ2駅です。
(写真・文章/住田至朗)