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※2022年5月撮影

トップ画像は、ゆいの森通りの都電荒川線踏切。望遠レンズで撮りました。

ゆいの森通りを南に400mほどで荒川自然公園へのアクセスらしき場所に着きました。フェンスの左に見える長いスロープとバリアフリーのエレベーターが見えます。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

都電荒川線の荒川2丁目停留場の西側に「三河島水再生センター」があって、荒川自然公園への入口もあります。荒川自然公園は、都の三河島水再生センター上に人工地盤を造成して6万平方メートルの公園が造られています。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

荒川区教育委員会による「下水処理発祥の地(妻夫塚)」の案内がありました。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

内容を簡単に写します。

かつてこの地には、1352年(正平7年)武蔵野合戦の死者を葬ったと伝わる二つの塚がありました。しかし、日本で最初の本格的下水処理施設「三河島処理場」が1922年(大正11年)に完成。荒川区、台東区、文京区、豊島区や千代田区、新宿区、北区など広範なエリアの下水処理を行いました。赤煉瓦の処理場施設は建設当時からのものです。

では長いスロープを上って荒川自然公園に行きます。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

スロープの途中で都電荒川線の音が聞こえたので見下ろしました。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

荒川2丁目口には、ブロンズ像「WAVE」が飾られています。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

荒川自然公園の南側エリアには「白鳥の池」が作られています。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

この静かな佇まい、池の下に水再生施設があるとは思えません。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

木製の回廊があって池の周りを散策することができます。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

透き通ったせせらぎもあります。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

「白鳥池」なので白鳥もいました。

人工地盤の上にあるとは思えません【駅ぶら05】京成電鉄 本線17
※2022年5月撮影

では荒川自然公園の中央エリアの方に歩いてゆきます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

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