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島根県 浜田駅の朝、ブルートレイン出雲や留置線 転車台を想像する鉄散歩時間♪ のどぐろの塩焼きや穴子の白焼きが絶品の街

島根県 浜田駅の朝、ブルートレイン出雲や留置線 転車台を想像する鉄散歩時間♪ のどぐろの塩焼きや穴子の白焼きが絶品の街

萩・石見空港から空港連絡バスとJR山陰線特急を乗り継いで1時間、出雲空港から同じ乗り継ぎで1時間半、JR広島駅から高速バスで2時間。

石見神楽や石州半紙、石州瓦の家並み、そしてきらきらの日本海と水平線に沈む夕日が美しい山陰の港町―――島根県浜田市。

駅前では、新鮮すぎるほどの穴子の白焼きやのどぐろの塩焼きが、格安で食える話はこのあと別で記すことにして、今回はホテルを10時にチェックインしたあと20分で鉄分補給できる鉄散歩時間を。

まずは1967年の浜田駅を国土地理院空中撮影画像から

島根県 浜田駅の朝、ブルートレイン出雲や留置線 転車台を想像する鉄散歩時間♪ のどぐろの塩焼きや穴子の白焼きが絶品の街

1960年代の浜田駅を上空からみる。画面左側(西側)に浜田港があり、画面右側が山陰線の松江方。

この1960年代には、浜田港方(津和野・益田方)から入れる貨物・客車ヤードと思しき留置線や車庫がみえる。その先(その右側)には、転車台を介してさらに車庫らしき物件もみえる。

そこで、現在の浜田駅上空を Googleマップで見比べてみて。

この浜田港側から入れる留置線ヤードは、いまほとんど姿を消し、そこに駐車場や国立病院機構 浜田医療センターが出現している。

いっぽうで、松江方から入れる車両基地 浜田鉄道部はいまも健在。JR西日本 米子支社の「米ハタ」。

寝台特急 ブルートレイン 出雲1・4号 浜田行きが走っていたころは、到着した1号は浜田駅で客扱いを済ませると、いったん松江方に引き上げ、この車両基地へ客車を入れて夕方の4号にむけて準備したという。

こうした線路配置をみると、浜田港などから集められた水産物や物資は、山口や福岡に向けて運ばれることを想定したのか。旅客用車両の留置線は、貨物ヤードよりも後付けで海側に設置したのか―――といろいろ妄想できる。

いまの浜田駅、港から松江方をぐるっとみると……

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そしていまの浜田駅を、浜田港側から松江方にむけて、時計回りにぐるっとみると、こう↑↑↑

益田寄りから入れた留置線の跡地は、駐車場などになり、その先にホテル東横INNが立っている。

松江寄りをみると上から2枚めの画像↑↑↑のあたりに、転車台があったと思われる。白い建物が、JR西日本 後藤総合車両 所出雲支所浜田派出所。

すると、鳥取を7時04分に出た特急 スーパーまつかぜ1号 益田行きが浜田駅に入ってきた。益田には10時54分着。4時間のロングラン特急もラストスパート。

―――絶景と絶品グルメにありつける、山陰の港町、浜田。朝は駅前鉄散歩で、1960年代の転車台や留置線を想像してみて。

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