鉄分皆無です【鉄道趣味の周辺】その2

鉄分皆無です【鉄道趣味の周辺】その2

以下、ネタバレも含まれますので『騎士団長殺し』未読の方はご注意ください。

読み始めた『騎士団長殺し』は、何と言うか、文章はいつもと同じで簡潔にして明晰。主人公は『ねじまきクロニクル』と同じ人物造形。穴ぼこにもぐる趣味も一緒。

しかし何で小説の冒頭で主人公は毎回離婚するのだろう。

画家という設定は新鮮だけど。見ることを意識的に精緻化することと、描くことはシンプルに別次元ではないかと思います。

登場する騎士団長の姿をしたイデアは『カフカ』に登場したカーネル・サンダースと同種の”あやかし”。言わばソフィスティケートされた羊男。あるいは祖霊化した鼠という按配でしょうか。

善悪の彼岸。トリックスター。笑わせてくれます。

鉄分皆無です【鉄道趣味の周辺】その2

『騎士団長殺し』の中身に入る前に全くの余談。というかこのコラム自体が「余談の佃煮」みたいなモンですが。

モーツァルトは35年間の生涯、ほぼ純粋にお金のために音楽を演奏し作りました。その結果、残された作品がいかに天上的に美しくても、個々の作品は彼の日々の糧だったワケです。

頻繁に演奏される曲ではありませんが、K.613 Variations On “Ein Weib Ist Das Herrlichste Ding”という晩年に書かれたピアノの変奏曲があります。当時、妻コンスタンツェは妊娠した上に病気になって高級リゾートで療養中。巨額を稼いでも端からギャンブルですってしまうモーツァルト。


あわせて読みたい

鉄道チャンネルニュースの記事をもっと見る 2019年4月28日のトラベル記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

トラベルニュースアクセスランキング

トラベルランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

コラムの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

国内人気観光スポット、世界のオススメスポット、人気宿など旅行に役立つ情報をお届け中。