アストラムライン向け7000系新型車両 写真:三菱重工

三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング株式会社は10月4日(金)、広島高速交通株式会社の車両基地にアストラムライン向けの新交通システム7000系車両の最初の1編成を納入しました。

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アストラムラインは2017年に現行全24編成の更新を決め、第1期として新型車両11編成66両を三菱重工に発注しています。

(残る13編成は2期目に導入予定)

三菱重工エンジニアリング株式会社は、2019年度から2025年度にかけて新型車両を順次納入していきますが、今回車両基地にやってきたのはその初号編成。以後、試運転調整を重ね、2020年3月の営業運転開始に向けて準備を進めるとのことです。

三菱重工の発表によれば、今回の7000系新型車両には、軽量で高い耐久性とリサイクル性を備えたオールダブルスキンアルミ構体を採用しています。また台車に軽量、高耐久性、低振動、低騒音、メンテナンスの容易性を備えた三菱の最新型ボギー台車T-smover、シートに快適性を追求した次世代の車両用シートであるG-Fitをそれぞれ搭載し、乗り心地の向上を図っています。

鉄道チャンネル編集部