タイ15日、寺院の資金3億バーツを横領し、オンライン賭博に使用していた容疑で、中部ナコーンパトム県にあるワット・ライキンの僧侶を逮捕した。僧侶は15日午前10時、弁護士や信者らに付き添われ、警察に出頭した。
マティチョンの報道によると、警察は住職がオンライン賭博をしているという情報を掴み、約8カ月間、寺院に密偵を派遣していた。
警察によると、僧侶は寺院の資金を自身の個人口座に移し、オンライン賭博の仲介人の女に振り込んでいた。女は昨年、賭博サイトに関与した容疑で逮捕された。
ワット・ライキンは住民に慕われてきた歴史ある有名寺院。今回の事件でショックを受けるた住民も少なくない。