“ロナウド2世”と期待のベンフィカ神童、ビッグクラブ注目も今...の画像はこちら >>

今季大ブレイクを果たしたジョアン・フェリックス photo/Getty Images

「チームの宝石を守るために全力を尽くす」

ベンフィカの神童に多くのビッグクラブが興味を示しているが、今夏の移籍は実現しないかもしれない。

ポルトガル代表の各年代でプレイし、将来の活躍が期待される19歳のMFジョアン・フェリックス。

2018年8月にベンフィカのトップチームデビューを果たすと、徐々に出場機会を増やし、今ではチームの主力に。トップチーム昇格1年目ながら今季、リーグ戦では22試合に出場して13ゴール8アシスト、ヨーロッパリーグではフランクフルト戦でハットトリックを記録するなど、圧巻のパフォーマンスを披露している。

こういった活躍もあり、『クリスティアーノ・ロナウド2世』や『クリスティアーノ・ロナウドの後継者』と呼ばれ、ユヴェントスやマンチェスター・シティレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンといった名門クラブがジョアン・フェリックスの獲得に動いているとされる。ただ、インタビューに応じたベンフィカのルイス・フェリペ・ヴィエイラ会長が、同選手について「我々は、チームの宝石を守るために全力を尽くす。ファンに保証したいのは、誰もチームを去らないということだ。我々は他のクラブを喜ばせたくないし、最高のタレントを手放したくない」とコメントし、今夏の放出を否定した。


はたして、ベンフィカは他クラブからの誘惑をはねのけ、神童の慰留に成功するのか。今後の動向にも注目が集まる。