C・ロナウドはミスが多い!? セリエAで最も決定機を外してい...の画像はこちら >>

ユヴェントスのC・ロナウド photo/Getty Images

得点量産の裏で……

セリエA挑戦1年目から年間MVPを獲得するなど、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドは新天地でもさすがの働きを披露してくれた。当初はセリエAで得点を量産するのは難しいのではないかとも言われていたのだが、ここまではリーグ戦21得点を記録。

得点王のタイトルを獲得するのは難しいが、1年目としては文句のつけようもない成績だ。

しかし、気になるデータも存在する。英『GIVE ME SPORT』によると、ロナウドはセリエAで「今季最も決定機を外した選手」でもあるのだ。ロナウドが今季外してしまった決定機の数は16回で、これはインテルFWマウロ・イカルディ、ラツィオFWチーロ・インモービレらを上回ってセリエA1位だ。ゴール前で少々ミスが目立つシーズンだったとも言えよう。

仮にこの半分でも決められていれば、今頃はロナウドがサンプドリアFWファビオ・クアリアレッラを抑えて得点ランク首位に立っていた。
ここまで記録している21得点でも十分な数字ではあるものの、ロナウドの得点数はさらに伸ばせるのではないだろうか。

現時点ではアタランタFWドゥバン・サパタ、ミランFWクシシュトフ・ピョンテクの2人が22得点、クアリアレッラが26得点でロナウドより上にいる。今季は彼らの決定力が際立ったシーズンで、クアリアレッラの所属するサンプドリアは中堅クラブだ。セリエAを支配するユヴェントスに比べればチャンスを作るのに苦労するゲームも多いが、そこで26得点も奪っているのは見事だ。

ロナウドは来季さらに得点数を伸ばせるのか。チャンピオンズリーグ制覇に加え、セリエA得点王もロナウドが狙う目標だ。