レアルのヴィニシウス photo/Getty Images
3年あれば成長できる
コパ・アメリカのグループステージ最終戦でペルー代表を5-0で粉砕し、その強さを改めて示したブラジル代表。今のメンバーでも十分すぎるほどに豪華なのだが、ブラジルにはまだ楽しみなことがある。
レアル・マドリードに所属するヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスの融合だ。2人は10代ながらレアルに引き抜かれた有望株で、将来的にはレアルを引っ張るアタッカーとなるだろう。彼らがA代表にも絡んでくれば、前線は世界が羨むほどのタレント揃いとなる。
スペイン『MARCA』によると、2002日韓ワールドカップを制覇した経験を持つ元ブラジル代表DFカフー氏も2人が2022カタールワールドカップで活躍することを願っている。ワールドカップまで残り3年。彼らをテストする時間は十分に残されている。
「ヴィニシウスとロドリゴの2人は大きなポテンシャルを秘めた選手だよ。我々にはまだワールドカップまで3年ある。優勝するために2人が準備する時間は十分に残されている」
しかも今回のコパ・アメリカはエースのネイマールも不在だ。ネイマールの場合は今後の3年間トップフォームを維持する必要があるが、年齢的にもカタール大会への意気込みはかなりのものがあるはず。今大会ではグレミオに所属する23歳のFWエベルトンも躍動しており、3年後へのサバイバルは恐ろしいほど激しいものとなりそうだ。
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