マンCの新キャプテン問題に言及したスターリング photo/Getty Images
自身も候補に挙がる中
昨季限りでDFヴァンサン・コンパニが退団したマンチェスター・シティ。長年にわたってチームをキャプテンとして牽引した男を失った今季、彼らはいったい誰に腕章を託すべきだろうか。
現地メディアの中には、プレシーズンでもその任を務めたFWラヒーム・スターリングを推す声もある。PFA年間最優秀選手賞こそリヴァプールのDFフィルジル・ファン・ダイクに譲ったが、昨季彼が見せた活躍は素晴らしいものだった。24歳と若いながらも、今ではチームに必要不可欠な存在としてマンC攻撃陣を牽引する大黒柱となった男にキャプテンを任せるのは非常におもしろいアイデアと言えるだろう。
しかし、本人に新キャプテン就任の希望はないようだ。英『Daily Mirror』によると、スターリングは「今、僕は昔よりも成長していてロッカールームでよく発言するようになったんだ。他の選手も僕の意見を求めるよ」と、以前よりチーム内での発言力が増したと明らかにしながらも、自分よりほかにふさわしい選手がいると次のように語った。
「ヴィニー(コンパニの愛称)がいなくなった今、ピッチ上で叫び始めるつもりはない。監督と僕らは正しい選択をするだろうね。たくさんの良い候補者がいる。ダビドなんかは僕よりもずっと長い時間ここにいるんだ! ケビンやフェルナンジーニョみたいなキャプテンを任されるのに十分な資格を持った選手もいるしね」
今回は偉大な先輩たちの誰かにキャプテンを任せる姿勢を示したスターリング。毎試合腕章をつけてプレイする彼の姿を見たかったファンにとっては少し残念だったかもしれない。しかし、彼がこれからもマンCでプレイし続ける限り、またそのチャンスは訪れることだろう。
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