なぜコシェルニーはアーセナルを退団したのか 本人が理由を説明...の画像はこちら >>

昨季までアーセナルでプレイし、主将も務めていたコシェルニー photo/Getty Images

プレミアリーグの過密日程などが原因

ボルドーに所属する元フランス代表DFローラン・コシェルニーが、今夏の移籍を振り返っている。

2010年夏にアーセナルへ移籍し、加入初年度からチームの主力として活躍してきた現在34歳のコシェルニー。

2015-16シーズンごろからゲームキャプテンを任され、ペア・メルテザッカーの引退に伴って2018-19シーズンからは正式にキャプテンに就任した。9年間で公式戦353試合に出場しており、今後も絶対的リーダーとしてチームを牽引するかと思われたが、同選手は移籍を希望してプレシーズンに行われたアメリカ・ツアーの帯同を拒否。指揮官のウナイ・エメリはコシェルニーの残留を望んでいたようだが、8月にボルドーへの電撃移籍が決まった。

そんなコシェルニーに対して、イアン・ライト氏が「失礼」や「恥ずべき行為」と非難するど、アーセナルのOBらが厳しいコメント残していた。しかし、インタビューに応じたコシェルニーは「常にベストを尽くしていた。コーチとも話したし、彼は理解してくれていた」と述べ、OBたちのコメントを一蹴したという。
英『METRO』など複数の英メディアが伝えている。

そして、移籍理由について「プレミアリーグのシーズンはとても長い。肉体的にも、精神的にも多くのものが必要なんだ。私は40~50試合もプレイできるとは思わなかったし、怪我でキャリアを終えたくなかった。レベルは下がったかもしれないどけ、より多くの喜びを得ることを選んだ。サッカーや体の状態、妻、子供たち、様々な考えがあったしね」と明かしつつ「私は胸を張ってチームを去ったとしかいうことができない。
9年間一緒にいた人たち全てが、家族と一緒に母国へ帰るという私の決断を尊重してくれた」と話している。