ナポリに再び襲いかかる中国クラブの魔の手 次なるターゲットは...の画像はこちら >>

中国行きが噂されているカジェホン photo/Getty Images

カジェホンがハムシクの後を追う?

ナポリに所属する元スペイン代表FWホセ・カジェホンが、今冬の移籍市場で戦いの舞台を中国へ移すかもしれない。

現在32歳のカジェホンは、2013年夏にレアル・マドリードからナポリへ移籍した。

自身初の海外挑戦ではあったが、すぐさま新天地に適応すると、加入初年度からチームの主力として活躍。近年はゲームキャプテンを任されるなどナポリに必要不可欠な存在となっており、今季もここまで公式戦全試合に出場している(14試合1ゴール6アシスト)。なお、ナポリでの通算成績は公式戦318試合79ゴール74アシストとなっている。

そんなカジェホンだが、所属クラブとの契約は今季まで。ナポリは契約延長へ向けて夏に1度目のオファーを提示したようだが、満足できる内容ではなかったため、拒否したことを同選手の代理人が伊メディアの前で明かしていた。こういった状況もあってか、カジェホンに目をつけたのが中国の大連一方だ。


以前から欧州でプレイするスター選手の獲得を目指し、積極的に動いてきた大連一方。2018年2月にはベルギー代表MFヤニック・カラスコを、2019年2月にはマレク・ハムシクを獲得している。そして、今夏の移籍市場ではカラスコやハムシクとともにプレイしてきたナポリのベルギー代表FWドリース・メルテンスにオファーを出したとの報道もあった。ただ、この移籍は実現することはなく、大連一方が次に白羽の矢を立てたのがカジェホンなのかも知れない。

伊『IL MATTINO』などによると、元同僚であるハムシクの足跡をたどり、カジェホンは今冬の移籍市場で大連一方へ移籍する可能性があるとのこと。2013年から2015年までナポリを率いた恩師ラファエル・ベニテスが同クラブの指揮官を務めていることも、同選手にとってプラス要素のようだ。
また、もし今冬に移籍が成立しなかった場合、夏にフリーで加入する可能性もあるという。

メルテンスの獲得も諦めきれない大連一方は、ナポリからカジェホンとの2枚取りと狙っているとの噂もある。はたして、大連一方はハムシクに続いてナポリからスター選手を獲得することができるのか。