シュツットガルトの遠藤航 photo/Getty Images
A代表で確固たる地位を
日本代表のボランチ1枚を柴崎岳で固定すると考えるなら、その相棒には誰がふさわしいのか。
柴崎とはタイプが異なる守備的な選手をチョイスするのがベターで、今の森保ジャパンには柴崎のパートナー候補となる者が数名いる。
その中でもオススメしたいのは、今季後半戦から急激に評価を上げてきたシュツットガルトMF遠藤航だ。
遠藤は昨夏にシント・トロイデンからブンデスリーガ2部のシュツットガルトにレンタル移籍している選手だが、『90min』は「この小柄な日本人MFは守備的MFに必要な要素を全て備えている」と絶賛する。
小柄と言っても、遠藤はデュエルでも強さを発揮できる選手だ。地上戦、空中戦の両方で屈強な外国人選手と戦うことができ、さらに戦術理解力、ビルドアップの部分も同メディアから評価されている。派手さはないが、守備的MFとして信頼できる堅実な選手と言える。
その体の強さから最終ラインを担当することもでき、世代別日本代表では主将を経験したこともある。
タイプは違うが、フランクフルトでプレイする長谷部誠の後継者と呼ぶにふさわしい逸材と言えるのではないか。
遠藤は今季序盤戦こそ全く出番がなかったが、今ではシュツットガルトに欠かせぬ存在となった。ブンデスリーガ1部でプレイしている姿も見てみたいところで、そこでも通用することが証明されれば柴崎の相棒1番手となれるはず。
次期A代表のリーダーへ、来季以降も27歳の遠藤航から目が離せない。
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