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アヤックスのタグリアフィコ photo/Getty Images

いずれも実力に疑いの余地なし

来季以降、トッテナムはどう立て直しを図るべきか。昨季までマウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下で順調な時間を過ごしていた彼らだが、今季は低迷し一気にそのサイクルが終わりを迎えてしまった。

ここからはポチェッティーノ前監督の後を受けたジョゼ・モウリーニョ監督と共に、“新たなトッテナム”を作り上げていかなければならない。

モウリーニョ監督の色を出すには、まず次の移籍市場で新たな選手を何名か確保しなければならない。では、その候補に挙がるのはどのような選手たちか。英『sportskeeda』は「トッテナムが夏にターゲットとすべき選手」と題して、スパーズに“5名”の補強候補をオススメしている。

・ネイサン・アケ(DF/ボーンマス/25歳)


最初は現在プレミアで人気急上昇中のセンターバックであるボーンマスのアケだ。最終ラインからのパス出しは絶妙で、ここぞのタイミングで味方に縦パスを供給する能力は一線級。守備面でもカウンターを食らった際に相手の背後からファウルなしでボールを奪う技術は高い。
空中戦勝率も悪くないとあって、ヤン・フェルトンゲンなどの後釜を探すトッテナムにはまさにうってつけの存在と言えるだろう。

・ニコラス・タグリアフィコ(DF/アヤックス/27歳)


次に左サイドバックのタグリアフィコだ。ライアン・セセニョンなどの若き才能が伸びる一方で、大一番で信頼できる選手が手薄なトッテナムの左サイドバック。その点、タグリアフィコは今季リーグ戦で1試合平均タックル数2.5回、パスカットは1.7回を記録している。守備面で安定感のある27歳はスカッド強化のためにどうしても確保したい人材か。

チームの大幅入れ替えも考えよ トッテナムが狙うべき“5名”の実力者

ライプツィヒのザビツァー photo/Getty Images

・ユーセフ・アタル(DF/ニース/24歳)


一方で、逆サイドは攻撃的な選手が欲しいところ。セルジュ・オーリエに移籍の噂が浮上し、ジェイフェス・タンガンガは守備的な選手。その中でモウリーニョ監督が求めているのは若く攻撃的な選手とされている。
そういった事情を考えても、得意のドリブルを武器に中央でも勝負できるアタルは理想に近い選手だろう。



・マルセル・ザビツァー(MF/RBライプツィヒ/26歳)


ライプツィヒ攻撃陣の中核を担うザビツァー 。ミドルレンジからのシュートを得意とする選手で、今季同選手が挙げた全15ゴールのうち実に6ゴールがペナルティエリア外から放たれたものだ。バイタルエリアで違いを生む同選手が加われば、トッテナムの攻撃はさらに活性化するはずだ。

・ルカ・ヨビッチ(FW/レアル・マドリード/22歳)


最後はストライカーのヨビッチだ。今季終了後の移籍が噂されるハリー・ケインの後釜を確保したいトッテナムとしては、優先的に確保したい候補となるだろう。レアルで苦しい時間が続いているものの、ドイツで証明したその実力は誰もが知るところ。
22歳はスパーズで大きな戦力となるはずだ。

トッテナムにオススメされた“5名”の実力者。はたして、この中に来季モウリーニョ監督を支えることとなる選手はいるのだろうか。いずれも加入となれば、チームの主力として活躍してくれることだろう。

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