アトレティコのパルティ photo/Getty Images
中盤からボールを運べる男たち
今季50回以上ドリブルを仕掛けている選手の中で、最も成功率が高いのは誰なのか。
データサイト『WhoScored』がトップ3を紹介しているが、3人とも中盤のプレイヤーになっているところが興味深い。
アタッカーと違い、中盤のプレイヤーがボールを運ぶ際に使うドリブルは安全第一が求められる。ボールを失うことなく、確実に前線へボールを運ばなければならない。
セーフティにドリブルを仕掛けるぶんだけ成功率が上がっているのだろうが、まず第3位はバイエルンMFチアゴ・アルカンタラで85.5%の成功率だ。
チアゴはトラップで相手の逆を突くプレイを得意としており、一瞬の動きで前を向くことができる。バルセロナの下部組織出身者らしいテクニックの高いMFだ。
2位はチェルシーMFマテオ・コバチッチ(86.6%)。
そして1位はアトレティコ・マドリードMFトーマス・パルティだ。やや意外かもしれないが、成功率は88.3%と極めて高い。
チアゴ、コバチッチよりもサイズのある選手で、テクニックだけでなくパワーも活かして中盤からボールを運べる選手だ。
パルティには以前からアーセナルが関心を示しているとされてきたが、単なる中盤のフィルター役でないことがこのデータから分かってくる。
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